ひと香堂の身辺雑記

人生面白がろう😆ひと香堂はり灸師の雑記帳

だるさ・むくみ対策に。“夏の滞り”を流す習慣

今年6月の全国の平均気温は平年よりも2.34度高く、明治時代に統計を取り始めてから最も高かった6月だったそうですね。

本来は梅雨から夏にかけて、少しずつカラダを暑さに慣らしていく「暑熱順化」が大切ですが、今年はその準備をする間もなく、急な暑さがやってきました。

この変化についていけず、体調を崩す方も見受けられます。

暑さに負けないカラダ作りには、「汗をかく」ことがポイント。

暑熱順化を促すには、以下のような「軽く汗をかく」習慣がおすすめです。

  • 汗をかくような軽い運動を日常に取り入れる
  • 入浴でしっかり汗をかく
  • 日常生活の中で「ちょっと汗ばむ」時間を意識して増やす

日本の夏は、暑さ(暑邪)に加えて湿気(湿邪)も大敵。

湿が体内にたまると、カラダが重だるくなって動くのが億劫になります。

とはいえ、動かずにいるとますます動きにくくなる悪循環に。

そんなときこそ、少しカラダを動かして汗をかいたり、熱めのお風呂でスッと汗を流したりすると、スッキリ感が得られます。

この「滞りやすい季節」には、足指のケアもおすすめ。

指が自在に動くかどうかは、カラダの元気さのバロメーターとも言われます。

試しに、手や足の指をパッと大きく開いてみてください。
指と指の間の「水かき」の厚みや柔らかさ、動きにくさがないかチェックしてみましょう。

開きにくかったり、力が入らない指の水かき部分は、固く厚ぼったくなっていることが多いです。
一方で、よく動く指の間は薄く、やわらかく伸びています。

足指の水かきケアで、巡りのいいスッキリ足に仕上げていきましょう!

  1. 床に座り、使わない足は前に伸ばします。
  2. 水かきを広げるには、2本の指を持って横に開いたあと、交互に前後に動かします。
  3. 次に、手の親指と人差し指の腹で水かきを奥からはさみ、つま先の方向に引っ張るように流します。

むくみがちな方は、このお手入れを続けると足がスッキリ軽く感じられるはず。

冷えやすい方は、足先がじんわり温かくなってくるのを感じられると思います。

足指の水かきケア、ぜひ習慣にして、風の通りのよい足先に整えていきましょう。

UnsplashMerri Jが撮影した写真

 

 

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