先日書きました、勉強会での症例報告は無事終えることができました。
予想以上に多くの質問が出て、嬉しい反応でした。
私は鍼+お灸をするのが通常なのですが、その勉強会ではあまりお灸を取り上げる頻度が少なかったので、それも珍しかったのでしょう。
今は滅多にしませんが、免許取り立ての頃はよく灸頭針をしていました。
灸頭針とは、置鍼をした鍼の先に丸めたもぐさを付けて火をつけます。
鍼とお灸同時にやるってことですね (こんな感じ)。放射熱で広く温まります。
今は透熱灸がメインです。
透熱灸とは、米粒半分くらいの大きさのもぐさを直接肌の上に置き、火をつけます。チクッとした刺激で、熱が入ります。
刺激量に対して、温まりの持続力や範囲が高いと感じています。
というわけで、現状透熱灸が主です。
もっと広範囲に深部から温めたいときは、はり灸全身+ネパール棒灸をおすすめします。
時々、台座灸も使います。「せんねん灸」とかがよく知られています。
お灸にシールがついていますので、火をつけてツボに貼るだけです。
手軽にお灸できるので、家でのセルフケアにも使えます。
私が免許取り立ての頃は、「台座灸なんぞ甘い!」という声が少なからず聞こえてきましたし、私もそう思っていました 笑
ですが、今は考えを改めています。
2年前の学術大会で、台座灸の温度の調査発表がありました。
せんねん灸の3商品、竹生島、伊吹、近江を使った温度比較です。
結果は以下の通り。
- 竹生島:中心部 (孔がある所) 48±2°C 台座部 46±2°C
- 伊吹:中心部 (孔がある所) 50±2°C 台座部 48±2°C
- 近江:中心部 (孔がある所) 54±3°C 台座部 51±3°C
ここで「お灸がなぜ良いか?」を理解する上で大きな役割を果たす「ヒートショックプロテイン (HSP)」について、説明させてください。
HSPは、傷ついた細胞のタンパク質を修復してくれます。また、HSPは、ウイルスや細菌に感染した細胞やがん細胞を見つけ出し殺傷するナチュラルキラー細胞を増やし、その活性を高めてくれます。
そのため、HSPが増えると免疫機能が底上げされ、病気の回復が早まります。
そのHSP、細胞が熱の刺激を受けて熱いと感じた時に一気に増加します。
その温度は、一般的には体温の37℃より少し高めの温度、つまり40~42℃が基準です。
台座灸はHSPを増やすスイッチとして使えるのではないでしょうか。
台座灸もそう捨てたもんでない、と今は思っています。
はり灸 一香堂で販売しているお灸は、二種類。
煙の出ないお灸は上記の伊吹、レギュラー灸は竹生島と同等の温熱レベルです。
ぜひ、家でもお灸をどうぞ。

人生は面白い。
ウェブサイト:鍼灸|はり灸 一香堂|東京神楽坂 日本
女性限定 出張鍼灸:ホーム | おうちで鍼灸 一香堂(ひとかどう)
タオパッチ:量子デバイス | 鍼灸師がタオパッチのリモート相談・販売 | おすすめツボ アドバイス
Facebook:https://www.facebook.com/hitokadoh894/
Twitter:はり灸一香堂@神楽坂の古民家 (@hitokadoh894) / X
Instagram:https://www.instagram.com/hariq_hitokadoh/
