もう言い飽きたかもしれませんが…
やっぱり言いたくなります!毎日暑いですね〜。
来週は9月ですが、日本ではもう9月も暑いことがデフォルトになりつつあります。
予想通り、9月10月の気温は平年より高め。ただ、一つ救い(?)として、顕著に高温だった2024年ほどではないようです。
肌感覚でも春と秋がどんどん短くなっていっている昨今。昔より長い夏をどう乗り切るかが、ますます大事になっています。
今回も、やはり「暑邪」「湿邪」対策がポイントです。
「残暑」を東洋医学的にみると
- 残暑は暑邪が長く居座り、加えて湿気(湿邪)もからむことで体調を乱しやすい。
- 暑さで「気・津液(体液)」が消耗 → 倦怠感、口渇、食欲低下。
- 湿気で「脾胃」の働きが弱り → 胃もたれ、下痢、むくみ。
- 昼夜の気温差によって「陽気」が消耗 → 秋への体の切り替えが遅れる。
養生のポイント
1. 食養生(脾胃を整え、余分な湿をさばく)
- おすすめ食材
- 体の熱を冷ましつつ潤いを補う:梨、ぶどう、トマト、冬瓜
- 消化を助け、湿をさばく:ハトムギ、緑豆、枝豆、とうもろこし
- 少しずつ「温」を加えて季節の切替を助ける:しょうが、ねぎ、しそ
- 冷たい飲食のとりすぎ → 脾胃を弱らせ、秋の乾燥に備えられなくなる避けたいもの
2. 生活リズム
- 夜の寝冷えを防ぐ:薄手の腹巻や布団で「お腹(脾胃)」を冷やさない。
- 朝晩の散歩で肺の気を養う(秋に備える)。
- 軽い運動や入浴で適度に汗をかき、余分な湿を体外へ。
3. 1分ツボ押し養生
- 足三里(あしさんり):脾胃を整え、消化吸収力をアップ
- 陰陵泉(いんりょうせん):余分な湿をさばく
- 太白(たいはく):脾の働きを助け、だるさを改善
- 労宮(ろうきゅう):体のこもった熱を冷まし、心を落ち着かせる
4. 心の養生
- 暑さによるイライラは「心火」の昂り
- 深呼吸・瞑想・軽いストレッチで「心」を落ち着け、秋への準備をする
まとめ
残暑養生のポイントは、暑さで消耗した気と津液を補いつつ、徐々に温を取り入れて、秋の乾燥に耐えられる体を整えること。
「暑邪」「湿邪」対策で、今年の残暑も元気に乗り切りましょう!

人生は面白い。
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