先日、ロックダウンしたら七号食する!と書きました。
hitokadoh-aider.hatenadiary.jp
お米があれば大丈夫って思っていましたけど・・・
昨晩ようやく見終えたビデオニュース・ドットコムの番組で、種苗法改正で、これからはお米も危うい、と知りました。
【ダイジェスト】山田正彦氏:種苗法改正で国家100年の計を過つ事なかれ
問題は今回の法改正によって、登録品種の自家採種ができなくなることだ。種子には自家採種ができないように品種改良されているため毎年企業から購入することが前提となっているF1種と、農家が伝統的に前年の収穫から一番良質な株の種を採取する自家増殖(自家採種)が可能な在来種・固定種の2つの種類がある。F1化されていない在来種の多くは自家採種が可能なため、多くの農家で先祖代々引き継がれた種を持っている場合が多い。少なくとも毎年企業から種を買う必要がない。しかし、種苗法の改正により、こうした品種の登録が可能になってしまえば、自家採種した農家は登録した企業から権利侵害で訴えられたら負けてしまう。
品種の登録にはそれ相応の手間と費用がかかるため、小規模な農家ではとてもそこまで手が回らない。先祖代々自家採種してきた種を使って作物を作っていたら、ある日突然訴えられて、その作物が作れなくなったり、権利侵害で最大1億円の罰金を科される可能性があるのが、今回の法改正なのだ。
自家採種ができなくなれば、種は企業から買わなければならなくなる。F1種は自家採種ができないため(物理的には可能だが、翌年の種はまともに収穫できないのがF1種の特徴)、種は毎年買わなければならない。2年前の種子法の廃止と農業競争力強化支援法でコメ、麦、大豆などの主要作物の公的管理が民間に移ることが決まったが、今回の種苗法の改正でそれ以外の作物の種子も国際競争に晒されることになる。
(強調引用者)
番組中の話によると、日本の約9割(!)の種がF1種なんだそう。結構、モンサントがその種を作っているらしい。どこにもモンサントの名前が入っていなくても、委託製造しているとか。
全部を国内でまかなうのは難しいのかもしれませんが、種を海外に依存していることはかなりリスクですよね!
ただでさえ、日本の食料自給率が低いことが問題になっているのに(平成30年度は、カロリーベースで37%、生産額ベースで66%)。
もし種が海外から入ってこなくなれば、この自給率がもっと下がるんじゃなかろうか、と考えてしまいます。
種を企業から買わなければならない、となると、企業都合で種の値段を容易に引き上げることは可能になる、ってことだよね??
そうなると、収穫物の値段も、同様に上げざるをえないでしょう。
種苗法の誤解を書いたサイトがありました。
これ↑を読むと、新しい品種の知的財産権、育成者の保護のために必要、っていう理解になるでしょうか。
それを聞く限りは、間違った判断ではない風に思えます。
が、冒頭番組内で山田正彦氏の話を聞いていると、登録は企業じゃないとできないだろう費用や手続きが必要で、しかも、何を新品種とするかの判断基準があいまいで、主観が大きいんじゃない?という印象。
種子法廃止から始まり種苗法の改正はTPPを推進するためのものだから、というのが山田さんの分析。
こういうことは、普通のニュース番組では尺足りなすぎて解説できませんよね〜。
私は全く農業素人ですが・・・
種や苗の話は農業従事者だけでなく、最終的にその作物を食べる消費者(皆んなですよね。不食の人たちは除いて)の問題なんだ…
と知って、無知の恐ろしさを感じました。
いつの間にか、ある企業に私たちの胃袋を支配されていた、ということが起こる素地が、知らぬ間に進んでいる、としたら・・・
しかも、今も続いている新型コロナのパンデミックで、世界の流通が止まりつつあります。そのことが私たちの日常に何を起こすのかを体験している最中です。
数日前「玄米さえあれば大丈夫」とうかれていましたが、
いやいや、それさえも脅かされる日も近いのか〜!?
いいニュースとしては、種子法廃止により、多くの都道府県が種子を守る条例を制定したそうで、そのことは農水省も歓迎しているらしい。
新コロの影響で、食の海外依存の危険性もより認知されるかもしれませんね。
人生は面白い。
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