一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

ジョーゼフ・キャンベルがクールです

土曜日に行った勉強会で紹介されていた「未開社会の思惟」を検索していたところ、「融即律」という言葉にぶち当たり、そのウィキペディア中に「カール・ユスタフ・ユング」の名前を発見。
ユングを検索していたところ、こちらのサイトに辿り着きました。

そこでひっかかったのはユングではなく、番外編のところに紹介されていた神話学者のジョーゼフ・キャンベル


神話の力 第1回 英雄伝説 1/3

エス仏陀、さらにはスターウォーズの中に見られる英雄伝説、そして、心理療法の解説も絡めつつ、人が生きていくための、意識を高めていくための、神話の果たす役割等々、バシバシ響く言葉がいっぱいでした。

私たちには思想も教義もないと思います。私たちは舞を舞うだけです。

頭の中の意識や知性が自分をとりしきっていると思うのは間違いです。人間全体から見れば、意識や知性は二次的なもので、絶対的存在になってはいけないのです。意識や知性はあくまで肉体や心に従属するものでなければなりません。

英雄たちの行動が、体制のなかで生きていく参考になる。

もしある人が自分の心の要求に耳を傾けず、世の中の習慣に迎合しているなら、その人は自分を崩壊させてしまう危険を冒しています。・・・・世の中には、自分の心の声を聴くのを止めてしまった人たちがあふれています。

魂の高度な冒険とは、自分にとっての真の喜びを追求しなさいということ。無上の喜びを恐れずに追い求めるんです。 

自分を救うことで、世界も救うんです。人間に活力が出てくれば世界も活気づきます。・・・世界を変えるにはその仕組や法則を変えることだと思っている人がいますが、そうではありません。世界は生きていなければいけません。世界にいのちを与えるには、一人一人の人間が自分の人生を見つけて活力を持って生きることだと、私は思います。 

涅槃は、この騒がしい人生の真っ只中に存在します。・・・・(涅槃が生まれるのは)その人が欲望や恐れや社会的しがらみに引きずられることがなくなって、自分の中心を見つけて行動できるようになったときです。

その人が進む道は、結局はその人が決めるしかありません。・・・(教師たちに)できるのは、せいぜいヒントを与えることだけなんです。

意識というものは、その人が何を考え何を瞑想するかによって左右されます。人生のすべては瞑想です。その大部分は知らず知らずのうちにしているものですがね。

 この番組は全6回で、この内容が書籍化されたのがこの本ですね。 

神話の力

神話の力

 

残りの5回、後日見ます!

 

人生は面白い。