日々地震のニュースが流れている。
と同時に、被災地のために何かしたいという気持ちが高まってくる。
ボランティアに関する情報も様々だ。
ボランティアに関して興味深いものをみた。
西宮市議会議員、今村岳司さんの2011.3.13のブログ。
彼自身、阪神淡路大震災の被災者で、そのときに体験したことを書いている。
その被災体験を踏まえて、支援に関していろいろ書いてある。
私達は、「ただの『被災していない人』です。」
「とにかく、自分にできることなど何もないことを受け容れることが必要です。」
「『何かしよう』という気持ちが、本当に自己満足ではないのか、よくよく考えるべきです。」
する事より、しない事をわかっていることが大事なようだ。
そして、彼の3.14のブログ「それでもなにかできることを。」も。
「落ち着いたという雰囲気になってきたときに行動を起こすこと」
だんだんとテレビの特番や関連報道が減ってくると、人々は「さらっと忘れる」。
本当の復興はそう簡単にできるもんじゃない。
テレビが「復興」を放送し始めたときこそ、小さな情報を拾って、皆に呼びかけ応える。
世の中がだんだん忘れてきたときの支援こそ、本当の復興を助けるのだろう。
「ただの被災していない人」の私が今のところできるのは、募金と節電。
私が募金したのは、被災地NGO恊働センターの野菜サポーター。
「困ったときはお互いさま、被災地から被災地を支援しよう!」というコンセプトで、1月26日に起きた宮崎県の新燃岳噴火で被害を受けた宮崎県産の野菜を買いつけ、東北の被災者の方々の炊き出しに使おうという活動だ。
被災で苦労している宮崎県の生産者の方々にとっても、収入の一助となるそうだ。
素敵な助け合いの輪の一部になれたらいいね。