一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

今度はガッテンで鍼特集

最近、NHKはよく鍼灸のことを取り上げているみたいですね。

1月はあさイチでやっていたし。この時は実家にいたので、テレビで見れました。

 

hitokadoh-aider.hatenadiary.jp

今度はガッテン。

先日、お知り合いの方から「先週のガッテンで、首こりを鍼で治すのをやっていた」と教えていただきました。

www9.nhk.or.jp

そして、今週20日(水)はなんと!ガチで鍼特集!!

www9.nhk.or.jp

うちはテレビないので、ライブでは見れませんが、オンデマンドかな〜

皆さん、ぜひご覧ください!!

NHK信用している方、多いのでね。

鍼灸の認知度が上がるのは喜ばしいことです。

 

人生は面白い。

 

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自愛を育てていこう

それは「原因」か? それとも「結果」か?

鶏が先か卵が先か問題、です。

その答えはどっちも正しくて、単に、世界の見方の違いなんでしょう。

だから、思わしくない「結果」をどうにかしようと思って、いろいろ手を尽くしやってみたけどどうにも解決されないとき、逆の見方を採用してみると、するする〜っとクリアになったりします。

あなたがもし「自己嫌悪」で苦しく感じているならば、こちらの本をぜひ読んでほしいです。

あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。 他人に支配されず、自由に生きる技術
 

帯の言葉、シンプルなだけに、ズバッと心にきます。

自己嫌悪は「結果」ではなく、「原因」である

何かをした結果、感じてしまうのではない。
もともと自己嫌悪があるから、自己嫌悪を感じるのだ。

「自己嫌悪」を感じる状況、「自己嫌悪」を感じる相手。
私たちは、自分の外にある状況・相手が原因だと思い、それらをなんとかしようと対処します。
「〇〇のせい」で、自分は(結果として)自己嫌悪を感じている、と思うわけです。

ではなく、あなたが「自己嫌悪」を感じていなかったときにも、それはすでにあったのですよ、ということです。

この本の著者は、安富歩氏。

初めて安富氏を知ったのは、ビデオニュース・ドットコムで、東大話法のことを話されていたとき。
この番組で紹介されていた 『原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―』も面白かった。

youtu.be

次にお見かけしたら、「女性装」(女装ではなく)されていた!

「エッ?!同じ人??」と再確認しましたが、かなり似合ってらっしゃる。
gendai.ismedia.jp

そして、昨年村本さんと宮台先生のトークライブに行ったとき、そこで会った方から、安富氏が東松山市長選の選挙活動中だと。

hbol.jp

www.sankei.com

すごいです!自由です!
自分の理想に向かって行動していく美しさ、強さにインスパイアされます!!

あまりの変貌ぶりに感動して、『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。 他人に支配されず、自由に生きる技術』を手にとりました。

安富氏が、半世紀以上自己嫌悪に苦しめられてきた、という「自己嫌悪」。
十数年間、その問題にガチに正面切って取り組み、徹底的に考えた結果、の本ですね。

心理学の専門家、カウンセラーじゃない方が書いているっていうのが、いいのかもしれない。体験から生まれた言葉だからかな? 

やっぱり、自愛=自分自身を大切にする、ですね…注:自己愛とは違います。

自愛から生まれてきたものじゃないと、いずれは破綻します。

自愛は一気に育つものではないので、コツコツ自愛を育てていこう。

それで世界は変わります!

全ては自分の中にあるのだから。

 

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色は周波数

前回に引き続き、五行ネタです。

五色というのがあります。
木火土金水の五行に対応した色です。〜青、赤、黄、白、黒〜

そして、五色も以下のように五臓と関連付けられています。
f:id:hitokadoh:20190213235139p:plain

この五色、薬膳で食材を選ぶときにも使われます。
例えば、肝を養いたいときには青い(緑の)食材を摂る、というように。

でも…この食材の色、何となくしっくり来なかったんですね。

まだマクロビのように、上に向かって伸びるものを陰性の食材、地中に向かって伸びるものは陽性の食材、と考えるのはわかるのですが…

「色」で??

鬱々としていたところ…ある日、ふと氣がつきました。

色は周波数、なんだ!

となれば、合点がいきます。

同じ色であれば同じ周波数、ということで、同じ色のものは同じような性質を持つ、
と考えることはごく自然です。

実際、色は治療にも使われていて、色彩治療を行っている鍼灸院があります。
ウェブサイトによると、治療に使う色はO-リングテストで選ぶようなので、五行は関係ないみたいです。
www.shikisai-chiryou.com

色の周波数と臓の周波数が、果たして一致しているのか?
という疑問に対するサイエンスな答えは、今のところ持ち合わせていませんけれど…

個人的には、モヤモヤしていたことが腑に落ちたので、ちょっと氣分爽快になったのでした。

 

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内臓からのメッセージ

前回、五行色体表のことに触れましたが、今回も関連ネタです。

五臓(肝、心、脾、肺、腎)というのがあります。
文字通り、内臓のことなんですが、肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓と全く同じ、ではありません。少しかぶっている部分もありますが、そのものではありません。

五臓は、感情(東洋医学では「七情」と呼ばれますー喜、怒、憂、思、悲、恐、驚)とも関連づけられています。
肝ー怒、心ー喜、脾ー思、肺ー憂・悲、腎ー恐・驚、という具合。

ザックリいうと、怒り過ぎると肝に、喜び過ぎると心に、思い過ぎると脾に、悲しみ過ぎると肺に、恐がり過ぎると腎に、ダメージが来るよってこと。

これだけ聞くと「は?」って思われる方もいらっしゃるかもしれません…

特に心と喜びのところ、とか?
ここで言う「喜び」は、狂喜乱舞的イメージを持ってもらうとわかりやすいでしょうか。嬉し過ぎて失神、がいい例です。

感情そのものが悪いわけではありません、もちろん。

感情が激し過ぎたり執着したり溺れたりすると、それも病の元になるよ、ってことです。

このことは、現存する中国最古の医学書黄帝内経』にも書かれており、「ストレスは万病の元」論は2200年以上前から言われていたのですね。

これ、逆にも使えます。

怒りがちの人は肝が弱っているのかな? 最近心配性になったけど腎が弱ってきたのかな?と推測ができます。

例えば、最近心配性になってきた親は、腎が弱ってきたことが影響しているかも。
まあ、実際は、そんな単純なケースの方がまれですけど、原因の一つとしては考えられます。

そんな時は、腎を強くする食べ物(黒い色)や漢方を摂る、鍼灸を定期的に受ける、といったことが助けになります。

ここからは、「内臓と感情は繋がっている」と実感した体験を二つ。

一つは、ひまし油温湿布を始めた頃。
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Heritage ひまし油 960ml

Heritage ひまし油 960ml

 

温湿布の基本の部位は右脇腹、ちょうど肝臓のある辺りです。

まじめな私は、おすすめどおりに使っていました。
3日連続温湿布、3日めの温湿布の後はオリーブ油(大さじ一杯弱)を飲み、そのあと4日休む、という一週間サイクルを3回繰り返して、一週間休む。

この一か月サイクルを何回か繰り返したある日、ふと氣がつきました。
「最近氣が長くなった?あまりイライラしてこないな〜」

ひまし油体験者はわかると思いますが、温湿布の時間はとても安らかに感じます。昔「キリストの御手(パーマクリスト)」と呼ばれていたというひまし油。その呼び名にふさわしい時間になっていたのでした。

イライラが無くなったのは、ひまし油で肝臓が癒されたから、と勝手に信じています。www.caycegoods.com

もう一つは、やはりケイシー療法の一つ、洗腸(私がやっていたのはコーヒー洗腸)です。

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まじめな私は、コーヒー洗腸もまじめにやっておりました。
まじめにやり続けていたある日、ふと氣がつきました。
「最近、落ち込んだり憂鬱になることが少ないな〜」

今は、腸内環境が精神状態に影響を与えている、というニュースもありますよね?
腸内微生物は、肥満のうつ病および不安に関係している?:世界の最新健康・栄養ニュース

あなたの心の状態、内臓からのメッセージかもしれませんよ。

しばし、内臓をいたわってみましょう。

 

《お知らせ》 
2月11日(月祝)に「祝2周年!神楽坂サンクチュアリ「間」Persimmon」(13:00オープン、最終受付19:00)を開催します。
基本ご予約は不要ですが、お越しいただくお時間などがわかりましたらご一報いただけたら嬉しいです。
皆さんのお越しをお待ちしております。
www.facebook.com

 

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色黒の赤ん坊

東洋医学では「色」も大切な情報です。

顔色であったり、舌の色であったり、爪の色であったり、肌の色であったり。

五行の中に五色(青、赤、黄、白、黒)というのがあります。
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この五色、五臓にも関連付けられています。

青ー肝、赤ー心、黄ー脾、白ー肺、黒ー腎。

そういえば、私は色の黒い赤ん坊だったそうです。

今は亡き祖母は、事あるごとに「お前は色の黒い赤ちゃんだった。会う人会う人に『随分、色黒の赤ちゃんですね』と言われたもんだ」と言っていました。

どの程度黒かったのか、今だったらビデオとかで確認できるのでしょうが。

私の赤ん坊時代の写真はモノクロしかありません(年がわかるね 笑)ので、どの程度の色黒だったか、写真ではわかりませんでしたね。

父が、どちらかといえば色黒なので、そっちを受け継いだ、とも考えられるのですが…

腎精不足で、色が黒かったのでしょうね〜(黒ー腎)。追記:ここで言う「黒」、実際は煤けたような感じと認識しています。

ウェブサイトの「ごあいさつ」にも書いていますが、私はなかなかお乳を飲まない赤ん坊で、それを心配した母が鍼灸師の先生のところに連れて行ったそうです。それが、私の人生初の鍼、です(記憶はありませんが)。

西洋医学においては(知る限り)腎を補う治療はありませんので、母親が鍼に連れて行ったのは正しい判断でした。

近年の鍼灸の年間受療率(1年間で鍼灸治療を受けたことのある成人の割合)は約5~7%(日本における鍼灸の受療率 | 鍼灸学術情報 | 森ノ宮医療大学 鍼灸情報センターによる)。

果たして、当時の鍼灸受療率がどのくらいだったか?はわかりませんが、やはり主流は西洋医学で、鍼灸は少数派であったことに変わりはないでしょう。

人生「たられば」はないですが…

もし、あのとき母親が鍼ではなく小児科医に通っていたならば・・・もっと違うからだになっていたでしょう。

覚えてはいないけれど、ずいぶん昔から鍼の恩恵を受けていたんだな〜、と思うと、感慨深いです。

 

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冬の守護神、板藍根

この冬、こちらに助けられています。

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板藍根、です。

生薬の薬効は、清熱、涼血、解毒です。

風邪、インフルエンザが流行るこの季節、助けになっています。

2002年〜2003年のSARS流行の際、一躍有名になりました。当時、中国ではこの生薬が買い占められ、市場から姿を消したことがあったそうです。

私はこの冬から飲み始めましたが、非常にいい感じです。

この板藍根、薬効からもわかりますが、冷やす性質です。

なので、冷え症の方はどうなのかな?と思っていたのですが、症状があるときは問題ありません。

健康維持で飲む場合は、温性の漢方も合わせて摂ったらいいですね。

私はここ2ヶ月くらい、朝晩一包づつ板藍根エキスを摂っていました。

つい先日、漢方の先生とお話する機会があり、舌診でちょっと乾いている(津液不足)兆候がありました。
元々気虚傾向もありますので、一緒に補気もした方がいいだろう、というアドバイス

補気剤の中で、潤す作用もある、生脈宝を勧められました。
こちらは、毎日ではなく、疲れを感じたら飲むつもり。

【第2類医薬品】生脈宝エキス細粒 12包

【第2類医薬品】生脈宝エキス細粒 12包

 

また、板藍根は1日一包でもいいかもしれない、ということだったので、からだと相談して調整していきます。

ウチダの板藍根エキス 2g×30包

ウチダの板藍根エキス 2g×30包

 

外出するときは、のど飴もいいですね!

創健社 板藍根飴 80g

創健社 板藍根飴 80g

 

www.iskra.co.jp

まだのど飴は試したことがないので、味は不明です。

でも、漢方って、他の人の意見あまり当てになりません。

その人に必要な場合は、まずい味も、美味しく・・・とまではいかなくても、からだが欲する感じで、あまり氣にならず飲めるのです。

試飲、試食(?)ができる薬局でご購入できれば、いいですね〜。

 

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祈りつつ

「居場所がないんです」
と言った目の前のヒトは、自分のからだにいるのも心地悪そうだった。

なぜ、そのようなコトが起きているのかは、火を見るよりも明らかでしたが。

原因がソレ、とわかっても、すぐに解消する、とは限らず。

ま、でも、なんとか、せめて。

ご自分のからだが、今より少しでも居心地良くなれば…

ソレを観ることができます。
ソレに立ち向かうことができます。
ソレに対処する力が生まれます。
ソレと付き合う術が身につきます。

そして、ソレが、実は「恩恵であった」と氣付くときが訪れます。

「自分は無力だ」と思っているときも、
あなたのからだは、見えない力を宿しています。

あなたがその力に氣がつきますように。 

と祈りつつ、鍼をうつ。 

 

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