社会学者宮台真司さんとの60分トーク。宮台節炸裂で120分になった。満たさた2時間。。最近の僕の牛炎上事件の話もしてよかった。安倍政権の話から恋愛の話までして、まさかの、ちんちんまでみてもらった。渋い声で「いや〜カリがでかいねぇ〜」と言われたのが一番の思い出。 pic.twitter.com/a88ixrcUy6
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) 2018年7月1日
ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんと社会学者の宮台真司さんのトークライブ、昨晩行ってきました。
来ている人たち、29日(金)の村本さんのトークライブとはやっぱり雰囲気違う(当たり前か)。男性(特に20〜30代)の比率が高かったかな。
生の宮台節を浴びまくった2時間でした。いや〜、すごい満足感!
話を聞いたところで、世界は少しも変わっていないし、クソなことがゼロになる訳でもない。
けれども…なんでしょうね〜、「このクソな世界を生きていこう!」と思うのです。「クソ」な世の中への愛が再び生まれる、とでも言いましょうか…
それは、おそらく、自分の「クソ」な部分も丸ごとオッケー!な心持ちになる、からでしょう。
切り離していく、捨てていく、のではなく、包み込んでいく。
生・宮台先生は初めてだったのですが、いつもビデオニュースで観ている宮台先生のまんま。大きくもなく小さくもなく、そのままの宮台先生が目の前で話している図は、静かな感動をひたひたと感じました。
村本さんも宮台先生も、お互いの話を楽しげに聴いて、お互い自分の話をする。そこには確かに「通じ合っている」ものがあって、今までちょっとキモチ悪いと思っていた「同調」にも心地良いものがあるのだと、体感しました。
「お笑い界」というものをあまり知りませんが、村本さんは「異端」なんでしょう。村本さんのトークライブに誘ってくれた新しい友人が「お笑い好きな友達を誘ったら『村本だけはきらい』と言われた」そう。
ま〜でも、だからこそ、普段「お笑い」の場に行こうとも思わない私が「行ってみよう」と思ったのかも。
生・村本さんを観たら、「お笑いも表現の一つなんだ」と思ったし、「伝える手段」になるんだと、お笑いの概念が変わりましたよ。
村本さんの笑いは、普段わからない、自分の中にある「言葉の自動機械」をあらわにしてくれますね。普段氣がついていない、自分の中にある「偏見」とか。
だから、ちょっと「傷つく」こともあるかも。
「傷つく」ことが耐えられない人々は、噴き上がる、しかないのでしょう。
噴き上がったら表出すればスッキリする、だろうけど、それだとただの「機械」の反応と同じ。
「人」になりたい、のならば、自分の「傷」と思っているものをしばし、観てみる、考えてみる、誰かに聴いてみる、誰かとシェアする、ことが大事じゃあないでしょうか?
また、同じ企画やってくれないかな〜。
人生は面白い。
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