セルフケア、セルフケア、と何回か言ってきて、具体的なセルフケアはお灸くらいしか書いていないなぁと気がつきました。
鍼灸やっているので、ま〜お灸勧めるのは自然なことではありますが。
お灸を買わなきゃ始められん、つうのは、ハードルの一つであり、歩く前からつまずいてる状態であることは否めません。
歩く前からつまずいてる状態を回避するためには、すでに有るものを使うことだよね〜。
というわけで、「ただ」でできるよセルフケアをいくつか書いていきましょう。
まずは、呼吸 ですかね。
生きている限り、誰もみな呼吸しているわけで、これこそ最たる身近なモノ。
呼吸は、無意識的行為でもあり、意識的行為でもあることが特徴です。そのため、意識と無意識をつなぐツール(道具)として捉えられます。
無意識に呼吸しているからこそ、呼吸に意識を合わせてみると、実際いろいろ気が付くことがあるでしょう。
呼吸法については、古今東西たっくさん紹介されていますので、自分が覚えやすいやつ、やってみて面白いやつとかを適当に選んでください。
2、3個ピックアップして、それらを順々にやっていってもいいですね。
できれば時間を決めてやった方が、習慣化されやすいし、からだの変化を感じやすいです。
私がやるのは、夜寝たとき、布団に横になって眠るまでの時間です。眠る前なので、活性化する呼吸じゃあないですよ、もちろん。
仰向けに寝た状態で、下腹部(おへその時も)に手(両手もしくは片手)を置きます。片手下腹部の場合は、空いている片手を胸辺り(胃の辺りの時も)に置きます。
手を置く場所は、その日の自分がほーっと感じる場所、安心する場所にしています。
置いた手の体温をじんわりと感じることで、呼吸しているからだを感覚しやすくなります。
呼吸はゆっくりめですが、ゆっくり息しよう、とか、深呼吸しよう、とか、あえて呼吸を作ろうとはしません。
そのときの呼吸を、からだと一緒に確認する(感じる)イメージ、ですかね。
そのとき、自分の呼吸を分析しません、良いとか悪いとか評価しません。
ただ感覚を意識する。
その感覚、言語化してもいいかもしれませんが、私は言語化しません。そうすると、分析に流れていきがちな脳なもんで。逆に、言語化した方がからだにより染み込むって方は、言語化した方がいいかも。
まず、呼吸しているからだがどのように動いているか、を感じるでしょう。
想像していたより、いろいろな場所の筋肉、骨が動いていますよね?
肋骨の一本一本の骨の間が、呼吸と一緒に広がったり縮んだりするのわかりますか?
内臓が動くのも感じるかもしれませんね。肺はもちろんのこと、その下の胃や腸は?
呼吸をじっくり味わうと、頭に上りっぱなしの気がだんだんと降りてきます。そのため、眠りに入りやすく、ぐっすり眠れます。不眠でお悩みの方は、ぜひやってみてください。
このように、からだと一緒に呼吸を感じている時間を持つと、呼吸が全身運動だって実感しますよね。
呼吸が、まるで自分のからだをマッサージしてくれているような感覚になるかもしれません。
寝る前じゃなくても、ある一定時間、呼吸に意識を向けるだけでも、からだは変わってきます。
呼吸と一緒に、猫のように伸びをすることもおすすめします。
このとき肋骨の間を広げるようにすると、肺も広がるように感じます。
落ち込んだときこそ、空に向かって伸びをしましょう。自然と顔も上を向きます。
気分を変えたければ、姿勢を変えましょう!
そして、鼻で呼吸しましょう!
空気は鼻を通ることで、クリーンで程よい湿り気を持った肺に優しい空気になります。
空気清浄機を買う前に、口呼吸をやめましょう。
夜寝るときに口呼吸しているかも?と思った方、いびき防止のテープが結構使えます。以前ネルネル使っていて、効果ありました。
ウィズコロナでマスク着用の今だからこそ、しっかり呼吸して、からだ作りしましょう。
思いの外長くなってしまったので、今回は呼吸編ということで終わります。
人生は面白い。
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