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hitokadoh姉さんの身辺雑記

鍼灸師、心に浮かんだこと、あれこれつづります。

断食で排毒力↑

昨日、図書館からの帰り道、女性がビラを配っているのに遭遇しました。

何気なく受け取ると、「福島診療所建設委員会」の文字。
その女性の話によると、色々な医師や看護師が無給(たぶんこっちの「むきゅう」)で福島に出向いて診察に当たっているそうです。

彼女はさらに早口で続けました。
「福島では甲状腺がんの数がものすごく増えているんですね。・・・2020年の東京オリンピックの施設建設に、高ベクレルの土で盛り土しようとしているんです。そうなると、東京も私たちの子供たちも無関係じゃないんです。」
「でも、もう東京だって汚染されていますよね。もう被爆してますよね。」と私は答えました。
その女性は一瞬目を大きく開け、「そうですよね」とうなずきました。

そういうやり取りの後、歩きながら思ったのは、ますます排毒力が大切ということ。

もちろん、何を食べるかは非常に重要です。
しかし、食べるものに氣をつけていても100%完全にシャットアウトというのは不可能です。放射能のことだけでなく、農薬、化学添加物、遺伝子組換え食品等も含めて。

そこで重要になってくるのは、からだの排毒力と解毒力。そして行き着く、やっぱり断食です。
断食の排毒効果でよく知られているのは、1968年に起きたカネミ油症事件です。
九州大学との共同研究の結果、政府は、絶食療法をPCB中毒の治療法として正式採用し、「断食療法、ほぼ9割の効果」と当時の新聞でも報道されたそうです。

2000年5月に九州大学油症治療研究班が出版した「油症研究 30年の歩み」を見ると、有効性を認める記述と同時に、一過性の効果という記述もあります。
本書中、断食の有効性に関しては

1) 絶食療法は脂肪組織に残留しているPCBsを動かし,糞便中排泄を高め,油症の治療に有効であることが,日本ならびに台湾の油症患者に適用することにより分かった。特に神経症状の改善に役立つようである。
(「第1章 油症ならびに油症研究の概要」p.7)

一般的に言って,絶食は神経症状・所見に非常に有効であるが,皮膚所見に対しては効果が劣る。ではあるが,1972 年に改訂された油症治療指針には,絶食療法は患者の体内に残留するPCBsの排泄を促進するとして,その効果が認知されている(付録 1,表 2 参照)。
(「第9章 PCB および PCDF の排泄促進」p.298)

絶食が油症患者の脂肪組織中に取り込まれているPCBsを動かして糞便への排泄を促進することは,まず間違いないことであると思う。
(「第9章 PCB および PCDF の排泄促進」p.300)


とありますが、一方で、

油症患者に対しては,病初期には温泉治療 (46) や飢餓療法 (47, 48) が試みられ,主として自覚症状の改善に有効とされたが,一過性の効果と考えられた。
(「第7章 油症の臨床的特徴と処置」p.179)


とも述べられています。
現在は、公的には治療法として採用されていないようですね。

ともあれ、断食がもたらす効果は、肉体的側面からみて多いにあります。

それだけでなく、精神的、人格的、スピリチュアル的効果(こちらのほうが重要と思いますが)もあります。

心身健康をさらにグレードアップしようと思われている方は、ぜひ断食、体験してみてください。
断食中は五感が敏感になるので、都会より田舎でやるほうがいいですよ。騒音や臭い、電磁波など、いつも以上に氣になります。
ぜひ静かな場所で断食して、いのちと対話してください。

(注意)治療として断食される場合、持病をお持ちの場合は、断食をよく知っている医師のもとで行ってください。あるいは、医師とご相談のうえ、断食専門の場所で行ってください。



人生は面白い。