遅ればせながら、ケトン食・糖質制限への興味が爆上がりでございます。
きっかけは、今年の2月にビデオニュース・ドット・コムで、緩和ケア医の山崎章郎先生と迫田さんの対談「ステージ4のがん医療に一石を投じる」です。
山崎先生ご自身がステージ4のがん患者です。
ステージ4の標準治療が抗がん剤の選択肢しかないことに疑問を持たれ、ご自身の闘病の試行錯誤を語られています。
その中で出てきたのが、ケトン食。
ケトン食の「ケトン」はケトン体から来ています。
ケトン体とは、脂肪酸ならびにアミノ酸の代謝産物。アセトン、アセトアセチルCoA、β-ヒドロキシ酪酸のことをまとめて、ケトン体と言います。ケトン体は、脂肪酸の分解により肝臓で作られ、血液中に出されます。
以前、定期的に断食をしていたとき、「ケトン体エンジン」というワードはよく聞きました。
断食をすることで外からのエネルギー供給が絶たれると、体内に蓄えられた脂肪をエネルギー源にする「ケトン体エンジン」が働きだすと。
当時「ふ〜ん、ダイエットにいいのね〜」ぐらいの認識で、それ以上深掘りしようと思いませんでした。
前述の動画視聴後、
読んだ山崎先生の著書『ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み』
→ 参考文献として紹介されていた宗田哲男先生の『ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~』で、今ココ。
宗田先生は産婦人科医で、ご自身かつて糖尿病を患っていました。
宗田先生は、ふらりと立ち寄った本屋で手にした釜池豊秋先生の『糖質ゼロの食事術』との出会いで、糖質制限食を始めました。
そして、なんと!糖尿病、脂肪肝、肥満、高血圧が改善されたという体験をお持ちです。
今の医学界では、ケトン体値が高いと、酸性代謝物質であるために血液のpH値を下げ、ケトアシドーシスと呼ばれる危険な状態になる、というのが常識です。
宗田先生は、高ケトン体値=ケトアシドーシスではない、とおっしゃっておられます。
宗田先生の本の中で、目から鱗だったのが「新生児はケトン体で生きている!」ということ。
宗田先生は妊婦さん、新生児、臍帯血、胎盤のケトン値を測られ、いずれも基準値以上であるということを発見しました。
ということは、胎児のエネルギー源はブドウ糖ではなく、ケトン体であると結論づけられました。
この研究成果を、2012年に初めて日本糖尿病・妊娠学会で発表されたのですが、大ブーイングだったそうです。
学会や大御所先生のリアクションが「ザ・旧態依然」で笑けました。
最後の方の、糖質制限をしている妊婦さんが糖質制限をやっていることを病院にバレないよう、宗田先生と相談していろいろ工夫している様子も面白いです。
糖質制限、MEC食、ローカボ関連のグループがFacebookにあるようなので、探してみようと思います。
人生は面白い。
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