2018年が暮れようとしています。冬らしいキリリとした空氣になりました。
暖かい冬、というのは、からだはちょっとホッとするのですが、ちょっと氣味悪さを感じます。
ようやく冬らしくなったことは喜ばしくもありますが、やっぱり寒いのは身に沁みてこたえますね〜。
実は今月、右腕の傷みとともに過ごした1ヶ月でした。
大きな原因はコレです。
コレをガラガラ引いていると、「旅行ですか?」と聞かれます…が、お仕事です。
コレに鍼道具一式やらリネン類やらを入れて、神楽坂まで通っています。
ありがたいことに、都会はエスカレーター、エレベーターがある駅がほとんどなので、だいぶ助かっています。
多少重くても、筋トレ代わり❗️と思っていたのですが…
とうとう、今月、日常生活に支障が出るほど痛みが悪化。
原因はいろいろ思い当たります。
かなり力づくで運んでいたので、腕に負荷のかかる身体の使い方だった、
筋肉量が多くもないのに筋肉のみに頼っていた、
骨を使ってからだを動かしていなかった、等々。
自分に合った、からだの使い方をしていなかった、ということです。
それでも、以前と比べたら、鍼とタオパッチのおかげで「よくここまで保った」感があります。
「これはまずい…」と鍼を2回受けて、かなり改善はしました。
治療後は調子いいのですが、3、4日後はまた痛みが戻ってくる。
ま、それは当然です。同じように、日々腕を使っているわけですから。
ということで、タオパッチ増量。基本のポジション+腕に2枚。
「そしたら、嘘のように痛みがなくなりました」...とはなりませんでした、残念ながら⤵︎⤵︎
正確には、痛みゼロにはならなかったけど、軽減はしていました。タオパッチを外したらより痛んだので、わかりました。
タオパッチそのものが痛みをなくしているのか?
はたまた、タオパッチをつけることにより、からだの負荷を最小限にするバランスで動けるようになったのか?
おそらく、後者でしょうね。
そして、私はテープにすごくかぶれやすいので、夜はタオパッチつけていなかったんですね。
以前、寝ている最中(たぶん痒くて)タオパッチを知らぬ間に外していて、朝「あれ⁉️タオパッチ無い‼️」と焦ったことが2回ほどありまして。結局、タオパッチは布団に貼り付いていたり床に落ちていたりで、見つかったんですが。
それ以降、失くすリスクを考えて、タオパッチ装着睡眠はやめていました。
しかし、今回はそうも言ってられず、タオパッチつけて睡眠。
でも…正直、あまり変化はありませんでした。一週間前は、1Lのサーモスポットが持てないほど、でした。
う〜ん、これはどうしたものか??鍼治療に行く時間はないし…
タオパッチを貼る場所もいろいろ変えてみました。 けど、決定的な効果が見られず。
で、今日の午前中ですよ。
そういえば…あれ?腕が痛くない、問題なく荷物も持てていた!!
え〜〜〜!!なぜに〜〜??
夜の睡眠中、基本ポジションにタオパッチ装着が、ようやく功を奏したのでしょうか。
「痛みは消える前に、一旦ひどくなる」
そのような話は、ある鍼の先生からも患者さんからも聞いたことがあります。
話を聞いた時には若干半信半疑でしたが、 体験してみると、突如「抜けていた」という感じです。
しかも、人間て、痛みがなくなると、その痛みの存在自体を忘れてしまうんですね。私も氣がついたのは、荷物運んでだいぶ経ってから。
全ての痛みがそのような経緯で治るかどうかは定かではありませんが、そういう治癒のプロセスもあるんですねぇ。
頑張るときこそ、がんばってはいけない、いかに力を抜いてリラックスの状態で動くか、が大事なんだなぁ。
「頑張る」って滞りを生むんだな〜。
と学んだ1ヶ月でした。
人生は面白い。
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