一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

「辞める練習」ツイートを読んで

数日前リツイートされたものを読んで、「いいね」しました。

反響が大きかったようで、つぶやいた野本響子さんが一連のツイートをまとめてくれていました。ぜひご一読ください。
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確かに「継続は力なり」なのですが、継続が惰性になっていないか?思考停止で継続していないか?奴隷状態で継続していないか?と自らに問うて、確認することは必要です。

「日本って〇〇だから」と乱暴なラベリングはしたくありませんが、でも…至極納得します。

「社会がそうだから…」と言って、自分の意思で「始める」「辞める」を始めなければ、何も変わりません。”練習”が必要なのは明らかなので、結果を心配するより前に、まずは始めましょう。

・・・と、自分に言っています。

自分自身もそうだけど、周りの人たちが「辞める」ことを決断したときに、どう反応するか?どのように受けとめるか?、しばし考えてみました。

「もったいない」とか「もう少し様子見てみたら?」とか、反射的に波風立てない方向を向いていたかもしれません。特に、近しい人ほど。

自分の中にその人のいろいろなデータが蓄積されているほど、その人の変化を阻む傾向は否めません。その反応は脊髄反射的なので、「氣がついたら既にそうしていた」。

その人との歴史があればあるほど、「色めがね」は知らぬ間に出来上がり、その存在を知ることが難しくなります。

「今日の私は昨日の私とは違う」
「今日のあなたは昨日のあなたとは違う」

私たちの細胞は毎瞬毎瞬、生死を繰り返しているから、このことは事実です。より近しい間柄であればあるほど、このことを心に留めていたいです。

20年ほど前に「変わらないことは、『変わり続ける』ってことだけ」と聞いたときに、ものすごく驚きました。
そのころの自分は、「永遠」を固体のようなものと考えていたみたい。微動だにしない確固たるもの、として。

そんなんじゃ、呼吸もできないよね。

「始める」も「辞める」も、変わり続ける過程においてはあって然るべきもの。

しなやかに変化していく生命体でありたい、です。

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人生は面白い。

 

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