昨日、はり灸の練習会をしました。
私は特に不調もなかったのですが、足の冷えが気になっていることをお伝えしました。
全体調整+へそ灸をがっつりやっていただきました。
やっぱりお灸、すごい!
施灸中からも足がぽかぽかしてきて、「あ!今まで冷えていたんだ!」と実感しました。
冷えている状態が普通になっていると、自分が冷えていることにも氣がつかなくなりますよね〜。
そして、今朝も足の温かさは続いています。
「う〜ん、なんかしあわせ」
足が温かいと、しあわせ感が増します。
足が温かいと、安心感が増します。
足が温かいと、足の裏が地面についているのをよく感じます。
足が温かいと、地面(地球)から常にエネルギーを受けていたことに氣がつきます。
こんなにも支えられていたんだね、私。。。
秋の気配がだんだん増していて、
夜明け前には、これから訪れる冬の気配が、かすかに混じっています。
そして、お灸もますます氣持ちいい季節だ〜!(1年中お灸するし、いつでも氣持ちいいんだけど。。)
私が通っていた鍼灸学校では、艾(もぐさ)作りの授業がありました。
春によもぎを取ってきて、よく乾燥させます(特に梅雨時は、湿気を避けるよう注意が必要)。
カラカラになったよもぎの葉を、すり鉢とすりこぎで擂ります。これがかなりの重労働(汗)擂ったよもぎの細かい塵が周りに舞うので、マスクして、頭に手ぬぐいまいて、擂って擂って擂りまくるのです。
そうしていると、すり鉢のなかに、ふわふわしたもの(繊毛)が出てきます。
これが、艾です!
そのふわふわを、何度もざるで漉して、そしてまた擂って、の繰り返し。
これを丁寧に何度もやればやるほど、いい艾になります。
自分たちで創った艾は、最上級の艾には程遠いものでしたが、愛おしいものでした。
そう、艾も自然の恵みなんですよね!
生活の一部に、ぜひお灸を取り入れてみてください。
なんとなくしんどかった季節の変わり目、
暑さにバテバテだった夏の日々、
からだが固まって冷たくなった冬の日々、
花粉症? いや違う!アレルギーっぽい症状が出る春先。
憂鬱と感じていた季節の経巡りを、いつのまにか「楽しみ」「味わう」ようなからだに変わっていきます。
そして、自分も、自然の一部なんだと思うのです。
人生は面白い。