最近、よく浮かんでくる言葉。それは、確か去年、ある方が言っていたもの。
「わからなくても、繋がれる」
これ聞いたとき、なんだか、目の前がすっと明るくなった。
どうやら、私はこう思っていたみたい。
「繋がるためには、そのひとやモノとわかり合わないといけない」と。
わかり合っていたほうが通じ合いやすいだろうし、つながりも深くなりやすいだろうけど。
だからといって、わかり合っているから通じ合っているとは必ずしも言えない。
わかり合うってことも、人間の限られた思考内での認識だけだし。
わかり合うってことも、こちらがそう思っていてもあちらはそう思っていない可能性もあるし。
わかり合うってことが、幻想だったりする。
わからなくても、それを追い出さないで抹消しないで、ひとまず置いておく。
今はわからないってことで、あやふやにしておく。
そのあやふやが、ある日、何かのきっかけになる。
新しい始まり。
古い自分との決別。
自分の世界の広がり。
あやふやをいっぱい持っているって、可能性の種もいっぱい持っているってことだ。
あやふやと繋がろう!
人生は面白い。