不快を感じれば、なんとかそれを解消しようとする。
痛みを感じれば、なんとかそれを治そうとする。
身体だったら、何か病気の症状かもしれないから、病院に行くよね。
こころの場合だったら、どうだろう。
やっぱり、
不快を感じれば、なんとかそれを解消しようとするし、
痛みを感じれば、なんとかそれを治そうとする。
不快感や痛みがあったら、幸福とは感じない。
と思っていた。
それらがないことは、幸福の条件のひとつだろう。
しかし、
不快感や痛みがあることと、幸福だと感じることは、全然別のことなんだ。
ということを、つい先日体験した。
不快感と幸福感を同時に、自分のなかで感じた。
不思議な感覚だった。
不快を「楽しむ」というのとも、ちょっと違う。
ただ「在る」ことを感じている、というふうかな。
プロセスのさなか、自分の中のシャドウ(新旧おりまぜ)と直面している私にとって、
それは静かな体験ではあったが、大きな救いとなった。
痛みや不快感がいっぱいでも、落ち込む必要はないのだ。
痛みや不快感がいっぱいある私の中に、一緒に「幸福感」も輝いているのだから・・・