一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

足が温かいって、しあわせ〜

昨日、はり灸の練習会をしました。

私は特に不調もなかったのですが、足の冷えが気になっていることをお伝えしました。
全体調整+へそ灸をがっつりやっていただきました。

やっぱりお灸、すごい!
施灸中からも足がぽかぽかしてきて、「あ!今まで冷えていたんだ!」と実感しました。
冷えている状態が普通になっていると、自分が冷えていることにも氣がつかなくなりますよね〜。

そして、今朝も足の温かさは続いています。

「う〜ん、なんかしあわせ」

足が温かいと、しあわせ感が増します。
足が温かいと、安心感が増します。
足が温かいと、足の裏が地面についているのをよく感じます。
足が温かいと、地面(地球)から常にエネルギーを受けていたことに氣がつきます。

こんなにも支えられていたんだね、私。。。

秋の気配がだんだん増していて、
夜明け前には、これから訪れる冬の気配が、かすかに混じっています。

そして、お灸もますます氣持ちいい季節だ〜!(1年中お灸するし、いつでも氣持ちいいんだけど。。)

カマヤミニ弱 120個

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私が通っていた鍼灸学校では、艾(もぐさ)作りの授業がありました。

春によもぎを取ってきて、よく乾燥させます(特に梅雨時は、湿気を避けるよう注意が必要)。
カラカラになったよもぎの葉を、すり鉢とすりこぎで擂ります。これがかなりの重労働(汗)擂ったよもぎの細かい塵が周りに舞うので、マスクして、頭に手ぬぐいまいて、擂って擂って擂りまくるのです。
そうしていると、すり鉢のなかに、ふわふわしたもの(繊毛)が出てきます。
これが、艾です!
そのふわふわを、何度もざるで漉して、そしてまた擂って、の繰り返し。
これを丁寧に何度もやればやるほど、いい艾になります。

自分たちで創った艾は、最上級の艾には程遠いものでしたが、愛おしいものでした。

そう、艾も自然の恵みなんですよね!

生活の一部に、ぜひお灸を取り入れてみてください。

なんとなくしんどかった季節の変わり目、
暑さにバテバテだった夏の日々、
からだが固まって冷たくなった冬の日々、
花粉症? いや違う!アレルギーっぽい症状が出る春先。

憂鬱と感じていた季節の経巡りを、いつのまにか「楽しみ」「味わう」ようなからだに変わっていきます。

そして、自分も、自然の一部なんだと思うのです。

人生は面白い。