自粛明けに思うこと - 一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

今週から、人が増えた。

とはいえ、まだ通常の半分よりちょっと少ないぐらいでしょうか。

昨日、夜の施術が終わって帰ったのが21時ごろでしたが、夜の人出はまだ圧倒的にガラガラでした。

今朝の新宿駅では、マスクをしていない人を数人見かけた。

ちょっとづつ、戻っていく。

ちょっとづつ戻っていく日常のある瞬間、「ウイルスに怯えていたと思っていたけど、実は人に怯えていたんじゃないか？」というのに気がついて、自粛が明けるのを薄ら残念がっている自分に、若干驚いた。

このパンデミックはまだ現在進行形であるから、今の時点で、これがなんだったのかは語れないけれど。

このパンデミックは禍（わざわい）ではあるのだれど、世界にもたらしている、共通体験のデカさは貴重だと感じている。

可視化されない世界のつながりが、疫病という形で可視化された。

明確に、私たちは世界の一部で、意識するしないにかかわらず、世界につながっている。

新コロで見えた、世界とのつながり。
新コロで見えた、世界の多様性。

これらの体験、体感が、私の中でどのように熟成されるだろうか。

ちょっぴり楽しみである。

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人生は面白い。

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