「なんでそんなこと氣にするの?」とか「神経質すぎる」とかよく言われる方は、ぜひご一読ください。
HSPという概念、初めて知りました。
アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が1996年に自著の『The Highly Sensitive Person』(邦題『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』で提唱されました。この本は世界的な大ベストセラーとなり、HSPという考え方は人々に衝撃を持って迎えられました。
どの社会にも男女問わず、人口の10〜15%がHSPだそうです。
「敏感」であるということは、今の社会では若干ネガティブな匂いを放っています。大半の人が無感覚であるモノを感じとり、「やたら細かい」「気にしい」メンドくさい人、と思われがちです。
というか、自分がそう思っていました。
私も付き合うなら、「大らかな人」の方が断然いい。自分もそのようになりたい、そうなれないのは自分が弱いからだ…と若いときは思ってました。
ある部分はいろいろな練習で、対処可能になります。心理学とかNLPへの興味も「どうにかしたい」という思いが底にあったせいかもしれません。
年齢を重ねるほど経験上の知恵もつき、対処可能な範囲も増えていきます。
ので、「生きづらさ」の量は、若いときに比べると減ってきたように思います。
今、鍼をやっているので、「敏感」さを活かせることも幸いしています。
こちらの本によれば、HSPは個体差が大きいので、どの分野に対して自分が「敏感すぎる」か把握することが大事です。把握すれば、自分なりの対策ができますもんね。
自分がそうでなくても、周りに「敏感すぎる」人がいた場合も、読むと理解の助けになります。
知らない、から、誤解が生まれたりします。
「無知は罪」とも言いますから、理解できなくても、まずは知ってみる。
知ってみると、新しい見方が生まれます。世界も広がります。
人生は面白い。
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