一香堂〜hitokadoh〜の身辺雑記

人生は面白い…はず。はり灸師@一香堂 in 神楽坂、好き勝手に綴ってます

アイシングの話題からPubMed

ねんざや打撲、骨折など怪我をしたときの応急措置は、

R:Rest(安静)
I:Ice(冷却)
C:Compression(圧迫)
E:Elevation(挙上)

が基本です。

そう、急性期(怪我をして2〜3日が目安)は冷やします。
教科書にもそう書いてあります。

炎症しているのだから、冷やさなければならない、ことは分かります。

でも、細胞修復を考えると、血流を上げて血液がよりたくさん集まった方が、回復は早いんじゃなかろうか?

・・・とずっと思っておりました。

先日、アーユルヴェーダに関するこんな⬇️記事を、目にしました。

satvik.jp

骨折が3日で治った〜〜??

詳しくは読んでいただきたいのですが、筆者は「温める」治療法をしたそうです。

西洋医学的には、急性期で炎症がある時には、温めることは禁忌である。だが、アーユルヴェーダでは逆で、急性期にオイルを使って温める治療をすすめることがある。症状としては、むしろ悪化したように感じるが、治りは早い。今回はまさにこれだったのではないかと思う。

アーユルヴェーダでは、急性期にオイルを使って温める治療をすすめることがある、のですね!

しかも、やけどの時も!!

やけどの時にも、冷やすのではなくて、温めることをすすめる場合がある。これはものすごく痛い。しかし、やけどの治りは早くなる。

確かに、すごく痛そうです…忍耐も相当必要でしょうね〜。

カリスマ整体師(この枕詞で合ってる?)のKen Yamamotoさんも、同じようなことを書かれていました。

ameblo.jp

アイシングは意味がないだけでなく
むしろネガティヴかもしれないというんだ。
 
詳しく説明するとこうだ。
筋腱損傷時に新たな筋繊維になる細胞のことを
サテライト細胞と言ってこの細胞は普段何にもしない。
でも怪我をすると目覚め、
傷の損傷修復に尽くしてくれる細胞なんだ。
 
この時筋腱の炎症に対して冷やすより温めた方が
サテライト細胞の反応が良いと研究結果が報告されている。
 
また炎症期はマクロファージという白血球の一種が活発になる。
マクロファージがIGFー1というカラダの修復に
必要なインスリン要成長因子をリリースする。
簡単にいうとアイシングするとそのIGFー1を
抑えてしまい再生修復が遅れる可能性が高い。
 
参考文献はこちら
Federation of American Societies for Experimental Biology, November 2010

とまあ、こういう具合。

でも次ブログでは、トレイナーが「先ずはアイシングです」と言っていた、とありますので、

実際は、アイシングは意味がないわけではなく
痛みを和らげる意味でしてあげても良い、ということですね。

検索したところ、それらしき論文を発見。ラットの実験ですね。
www.ncbi.nlm.nih.gov

こちらには、クイーンズランド大学による、21人のアスリートでの実験結果が紹介されていました。
blog.livedoor.jp

前述したように、「アイシングが悪い」わけではなくて、
筋肉再生が遅れる要素はあるが、痛みの抑制や浮腫の軽減などの効果はあります。
ci.nii.ac.jp

要は使い方、ですね。

私だったら、どうするかな〜?

患部は散鍼して、遠位に氣を引っ張るような鍼をする、かな。
知熱灸で瀉す、刺絡もいいでしょう。

今回成り行き上、PubMedでいろいろ検索かけてみました。 

今まで、鍼灸関連の英語のリソースをあまり参照したことがなかったのですが、PubMed鍼灸関連の論文を検索してみたところ、いろいろ出てきました。

医学用語の英語に馴染みがなくて、読むの結構骨が折れましたけど…
たまにPubMed覗いてみようか、と思い始めました。

鍼灸は世界中でやられているんだ〜(当たり前だけど)と、リアルに実感!

世界は広い、です!!

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人生は面白い。

 

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