マグカップを割ってから多分5年くらい、毎日使っていた森修焼(しんしゅうやき)のコーヒーカップに突然、無機質感を感じて(ま、カップはずっと無機物なんだけど)、新しいカップを探した。
作家さんのモノがいいかな〜、と漠然と思う。
昔(多分30代の頃)、たまたま立ち寄った自由が丘のうつわ屋さんで一目惚れしたお茶碗があった。
土っぽさもあるけど繊細、描かれていたのはパステル色の花や象さん、金色の縁どりもされていた。
お茶碗の値段としてはだいぶ高い感があったけど、器を両手で持ったら、掌の喜び感が湧き上がり収まりそうもなかったので、連れて帰った(=購入した)。
その後、その作家さんの湯呑み(フリーカップ)も購入した。
毎日使う器がお気に入りになるだけで、こんなに生活が楽しくなるのか!と実感させてもらった器だった。
「だった」と過去形なのは、いずれも割ってしまったから。
その時は金継ぎとかで修理できるってことを知らなかったので、処分した。
確か京都在住の女性陶芸家さんの作で、「人気があるんですよ」とお店の方に教えてもらった。でも、残念なことに名前を覚えていない。
今回その作家さんのことを思い出したのだが、購入した自由が丘のお店は何年も前に閉店のハガキが来てたし、ウェブ上でも見つけられなかった。
その作家さんを探しているときに見つけたのが、こちらのオンラインショップ『大人の焼き物』。
通販で(実物を見たり触ったりしていない)器を買うって、ためらいがあった。
器は素手で使うものだから、視覚情報のみで選ぶことにためらいがあった。
重さ、手触り、持った感触が通販だとわからないじゃん。
かといって、どこで作家さんの器が売っているのか見当もつかない。
二日ほど大人の焼き物を見まくって考えて、このフリーカップを選んだ。
岡村朝子さん作。
予想に反してとても軽い。こんな土っぽい風合いなのに、電子レンジOKって点も佳き。
今回選ぶとき「電子レンジOK」を結構気にした(今年、10数年続いた電子レンジなし生活に終わりを告げた。久しぶりの電子レンジのありがたさに打ちひしがれている古代人状態なのである)。
岡村さん、平塚市で作陶らしい。実家から近いわ。
10月21日(金)〜23日(日)の「大磯うつわの日」でも岡村さんの作品に会えますよ!
そして、今日も私は、掌も喜ぶこのカップでコーヒーを飲む。お茶を飲む。豆乳を飲む。白湯を飲む。
人生は面白い。
※タオパッチのお得なセットあります!!
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