先週、今週と映画館に行ってきた。
先週は『ホドロフスキーのサイコマジック』@アップリンク吉祥寺。
今週は『ザ・ゴースト・ストーリー』@下高井戸シネマ。
月2回、私にしては多い。緊急事態宣言下、やっぱり飢えていたのかも??
『ホドロフスキーのサイコマジック』は、観る予定じゃなかったのだけれど…
「サイコマジック」という言葉にも惹かれたし、「サイコマジックは話すだけでなく、行動を起こすことを提唱している。」というのにも興味が湧いた。
過去、ボディサイコセラピーのセミナーやトレーニングに参加していたので、こういう分野に興味があるのは事実。ボディサイコセラピーも、文字通り「ボディ(身体)」を使う(言葉も使うけど)。
すんません、ホドロフスキー監督のことは知りませんでした。
以前、アップリンクで『リアリティのダンス』の予告編を見て、「面白そうだ」とは思いましたが実際観には行かなかった。
映画には、いろいろなトラウマを持った方が彼のサイコマジックを受ける様子が紹介されていて、その合間に彼の撮った映画のワンシーンが挿入される。
サイコマジックを見ていたら、そこに流れている空気が、どこかボディサイコセラピーと似ていて、少々懐かしい気持ちになった。
儀式のような象徴的な行為を身体とともに体験するので、無意識にアクセスしやすいのだよね。セラピー後の、憑物が取れたようなすっきりした眼差しは、「うん、わかるわかる」と勝手にシンパシーを感じた。
懐かしさもシンパシーも無くブッ飛んだのは、女性たちが月経血で自画像を描くというセラピー。
月経は女性性の象徴であるし、女性特有のパワーを呼び起こす、ということはその通りだと思う。それで、自画像を描くっつうことで、とてつもない癒しがもたらされるだろう、とも思う。でもね…
その映像、初めはギョッとした。
けどね、経血で描かれた絵に、誇り高い美しさを感じたのは、気のせいか?
自分の女性性の表現について悩んでいたチェロリストが、自らの経血を垂らしたというチェロから奏でる音に、たおやかな強さと自由を感じたのは、気のせいか?
自分の知らない奥底の、潜在意識の海が刺激される映画だった。
何だろ、映画を観ながら、自分もセラピー受けていた?
hitokadoh-aider.hatenadiary.jp
『ア・ゴースト・ストーリー』は、だいぶ前に(2018年12月だった)ビデオニュースの5金スペシャルで勧められていたので、観に行きました。そうじゃなきゃ、たぶん観ていないでしょう。
低予算の映画、ということだけは覚えていて、ここで話されていた映画の内容はすっかり忘れていました。
ま〜、その方が良かったのだけれど。
シーツをかぶったようなゴーストは子どもの仮装みたいで笑えるし、彼を失った彼女が泣きながら、パイ(?)を黙々と食べるシーンに途中飽きてしまったり、「なんかな〜」なんて思っていたのに・・・観ていくうちに知らぬうちにハマっていきました。
宮台さんが番組で指摘している、映画の終わり方なんですが…
そ〜ね〜、もしメモを見て消えるシーンがなかったら、私は「わからない」人の部類だな、と思いました。
観終わった後、時間が経てば経つほどジワる映画でした。
シーツ姿のゴーストが時を超えてさまよう『ア・ゴースト・ストーリー』日本版予告編
どちらの映画館も、座席は一つおきで前後重ならないように制限してました。
観る方は快適だけど、シアター側はその分お客さん入れられないから大変ですよね。
ウィズコロナ時代、映画を観るという行為もどんどんオンライン化されていくんだろうな〜。
個人的には、いろんなことを「もっとオンライン化しろ!」と思いますが、
同時に、オンライン化で抜けていくモノもあるわけで…
「映画館」という空間に、一瞬滅びの風を感じましたが、それでも、映画館で観る映画はやっぱりいい!と実感。
観るとき、無意識の作動率が高いような気がする。
ウィズコロナで、映画館の持つ「場」の力を改めて認識した6月です。
人生は面白い。
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