一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

COVID-19に対する漢方の役割(緊急寄稿)を読みました

4月13日付『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割』の緊急寄稿を読みました。

www.jmedj.co.jp

何度も目にした情報が多いですが。

韓国、台湾では、あの清肺排毒湯が治療に取り入れられている模様。

が、日本では煎じ薬を臨床で用いるにはハードルが高いようなので、現状実現可能性は低いでしょう。

これから、中国だけでなく韓国、台湾でもデータが蓄積され、顕著な差が見られれば、日本の状況も変わってくるかもしれませんね。

現在私たちができることはすでに知っていることばかりなのですが、結局は日々の養生が大切ということにつきます。

  • こまめな手洗い。
  • 適度な運動。
  • 十分な休養(睡眠)。
  • 冷たい飲食物を避け、適切な衣服で体を温める。
  • 暴飲暴食は最もよくない(胃腸が弱ると防御機能が弱る)。

以上が基本です。

加えて、下記論文で提案されているのは:

  • 高齢者は、玉屏風散に加えて補中益気湯十全大補湯、人参養栄湯などの補剤を考慮する。
  • 胃腸機能が弱っていれば四君子湯、六君子湯、茯苓飲など。
  • 現場の第一線で感染リスクに暴露されている医師には補中益気湯をお勧め。
  • 免疫を高める生薬(医薬品には分類されない)、薬用人参、霊芝、冬虫夏草、板藍根などもおすすめ。ネットなどでは品質の悪いものが高値で売られることもあるので信頼のおけるものを選ぶことが大事。

重症化予防としては、以下が参考になります。

感染徴候が少しでもあったら、ごく初期の症状を見逃さずに早めに葛根湯、麻黄湯を服薬する。高齢者は熱産生が弱いので麻黄附子細辛湯が良い。

COVID-19は上咽頭のみならず、気道の奥深く肺胞に達するところで増殖し、症状が出てから一気に悪化すると言われている。そうすると発熱を認めた時点で、葛根湯・麻黄湯では対応は不可能と考える。柴葛解肌湯か柴陥湯を処方する。柴葛解肌湯は葛根湯と小柴胡湯を合方すると近いものができる。

今までいろいろなレポートを読むと、新コロはかなりしつこいウイルスのようです。

からだを養うという地味な習慣がこれまで以上に大事になってくるように感じました。

免疫力を高めるセルフケアとして、お灸もぜひ取り入れてみてください。

アフリカのウガンダでは、お灸(日本式透熱灸)セルフケアを結核の補助治療として活用する、という試みがされています。
www.moxafrica.org

単純に「お灸は気持ちいい」です。
この「気持ちよさ」はこころもホッとさせます。

緊急事態宣言で気がつかない緊張感を、お灸で緩ませましょう!

恐れ過ぎると「腎」が傷つく、と東洋医学は考えます。
腎は生命力の源です。

恐怖を煽るだけの情報からは距離をとるのも、セルフケアの一つです。

誰もが持っている知性とユーモアが、良薬となるかもしれませんね。
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人生は面白い。

 

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