前回に引き続き、『奪われし未来』を読んで思ったことを書きます。
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生活クラブのまち委員をやっていた時に、食品添加物のことを書いたことがあります。
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生活クラブは、容器の原料についても厳格に定めています。
例えば、食品の容器はびんが多いです。
醤油、ドレッシング、ケチャップ、マヨネーズなど。
正直、ビン詰めは重いし、破損のリスクもプラ容器より高いので、配送時の扱いに注意が必要です。
便利さを求めたら、断然、プラ容器でしょう。
でも、びんにこだわる。
『奪われし未来』読んで、プラ容器から化学物質が染み出している危険性を過小評価していたかも、と。
今、生活クラブのマヨネーズは、びんとチューブ二種類があります。
チューブタイプ製造の決定前に、やはり「プラ容器を使っていいのか?」という議論があったと聞いています。
その話を聞いた時は「それぐらいいいんじゃないの?」と思っていました。
が今なら、プラ容器反対意見も当然と思います。個人的にはプラ容器のほうを買ってますが(あまりマヨネーズ使わないので少量でよいため)。
ホルモンかく乱物質の場合、摂取量より摂取時期の方が問題なので、微量だからと言って安全とは限らないのですよ。
なんと言っても、胎児期の暴露は一番危険性が高いので、プレママ、妊娠中、授乳中のかたは避けたほうがいいわけです。
できれば、プレパパ、成長期前の子どもたちもね(体内に蓄積されるため)。
久しぶりに生活クラブのサイトを見たら、許容添加物グラフが更新されていました。
2018年7月3日現在。2017年7月と比べて、生活クラブの許容添加物は変わらず85品目、国で認められている添加物は819 → 820となり1品目増。
化学物質が入っている、添加物あります。
添加物削減は、どこの生協も熱心に取り組んでいます。
ただ大部分のところは、不使用と使用制限の添加物を規定しています。
反面、生活クラブは、使っていいものを規定しています。
これの違いは結構大きいんです(と、ある生産者の方から教わりました!)。
例えば、新しい添加物が国で認められたとき。
他のところでは、規定上これを使うことが可能です。不使用、使用制限のリストにないので。← 実際の運用ではこんなに単純ではなく、何らかの手続きがなされているかもしれませんが。
一方、生活クラブでは、使うことができません。許容添加物に入ってないので。
年々、国で認められている添加物は増えています。
それは科学技術の進歩でもあり、その恩恵もあるでしょう。
先人たちの努力のおかげで発がん物質の研究は進み、データの集積も充実してきました。
それに比べると、ホルモン撹乱物質に関するデータ蓄積は十分とはいえません。
そう考えると、国で認可されたものをすぐ許容しない姿勢は、評価高いです。
「疑わしいものは使わない」ことを貫き続ける尊さ、感じます。
人生は面白い。
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