「どんなときに鍼灸受けますか?」という問いに、一番馴染みがある答えはおそらく、「肩こり」「腰痛」でしょう。
腰痛がお悩みの方に、こう聞きます。
「どういうときに、腰痛を(強く)感じますか?」
答えは、いろいろあります。
その中で、「これは果たして『腰痛』なのだろうか?」と、以前から疑問に思っているものがあります。
それは、
「ずっと座りっぱなしのとき、腰が痛くなります」
という答え。
腰が痛くなるので「腰痛」。確かに、間違いではありません。
しかし…
ずっと座っていて、腰が痛くなるのは、生理現象とも言えます。
唐突ですが・・・人間は、動物です。
人のからだは、動かすようにできています。
じっと動かない状態に適した構造ではありません。
だから、長時間同じ姿勢に固定すると、不具合が起こるのは、自然なことでもあります。
ずっと座っていて腰が痛くなるのは、「そろそろ動いてくれないとやばいっすよ!」という身体からの声です。
痛くなる前に、サインは来ているはずなのですけどね(神経系統に障害がある場合は別です)。
解決策として、定期的に鍼灸を受けて巡りのいいからだを保つことも、その一つです。
その解決策の効果を最大化するために、とてもパワフルな方法があります。
生活の中に、あなた自身ができる改善方法を取り入れることです。セルフケア、養生法と呼んでもいいです。
「改善方法」と書きましたが、簡単なことでOKです。
例えば、
朝目覚めたら思いっきり伸びをする、
しっかりあくびをする、
通勤時間の5分くらい、自分の呼吸に意識を向ける、等々。
無意識にやっていることを、も一度、意識してやってみる。
それだけで、有効なエクササイズになりますよ。
自分なりの有効なエクササイズを見つけるためにも、参考書をご紹介いたします。
体の使い方について、こちらの本↓おすすめです。
最近、古武術のからだの使い方に興味があり、その影響で読みました。
著者は、古武術介護を提唱されている岡田慎一郎氏です。
shinichiro-okada.com
筋トレ至上主義、とは全く違った世界です。
からだを力で動かそうとするのではなく、構造や体重移動を利用したからだの「さばき方」が学べます。
からだに負担をかけない動き方は、けがをしづらい身体につながりますし、慢性症状の予防にもなります。
肩こり、四十肩、五十肩が心配な方、肩甲骨から腕を動かしましょう。
腰痛い方、骨盤ー腰骨を真っ直ぐにして、股関節から動きましょう。
長時間座る方は、股関節をリラックスさせることを意識しましょう。
いろんな姿勢を取ることがおすすめです。骨盤ー腰骨がまっすぐであれば、足組んでも、のけぞり気味でもOKだそうです!
「正しい姿勢を保つ」≠「同じ姿勢で固める」なんですよね。
こちらの本に、「憂鬱になる」ときの正しい動作の一つとして、「接触情報を与える」というのがありました。
接触情報の一つとして、鍼灸やアロマトリートメントもご利用ください。
人生は面白い。
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