先週お見えになった患者さんから、ご報告がありました。
「今日婦人科の定期検診に行ったら、チョコレート嚢胞がまた小さくなっていた」とのこと。
注:賢いあなたはおわかりでしょうが、「鍼灸を受ければ、もれなく小さくなる」と言いたい訳ではありません。
以前ブログにも書いた、こちらの方です。
hitokadoh-aider.hatenadiary.jp
昨年閉経されたので、そのおかげもあるのだと思っていたのですが…
ググってみたところ、下記のサイトによれば、卵巣チョコレート嚢胞は子宮筋腫とは異なり、閉経後に萎縮・消失することは少な
いそうです。
jsgo.or.jp
そして、むしろ癌の発生率は高くなります
ので、閉経後も経過観察は必要だそうです。
こちらの記事(2013/8/5付)によると、
日本人の場合は、卵巣チョコレート嚢胞になると、0・72%の確率で卵巣がんになることが疫学調査で報告されています。
どのような方ががんになりやすいかというと、〈1〉45歳以上〈2〉卵巣チョコレート嚢胞のサイズが大きい(通常6センチ以上。それより小さくてがん化する場合も)〈3〉短期間で大きくなった〈4〉卵巣チョコレート嚢胞内に盛り上がった病変が発見された〈5〉月経期以外で腫瘍マーカーの「CA125」が急上昇した――などが当てはまる人です。
(強調は引用者付与)
嚢胞のサイズが大きいと癌化の発生率は高まる(小さくても癌化するケースはあり)ようなので、縮小したことは喜ばしいです。
が・・・この日の主訴は、頸〜肩甲骨間の痛みでした。中心性脊髄損傷と整形外科で診断されたそうです(追記:その後(4/26)のMRI検査で頸椎ヘルニアが発見された、とのこと)。
リリカがあまり効かず、別の鎮痛剤(カロナール)を追加で処方してもらった、とのこと。
鍼灸施術のあとは楽になる、とのことで、週一でお見えになっていますが、 正直、より成果を出すには週2〜3回施術したいところです…
いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。
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