この前の日曜日、人生初の坐骨神経痛を体験。
前日から、なんとなく腰…というか臀部に違和感がありました。
日曜日の朝、痛みはなかった、けど、臀部の奥が引き攣れるような、コッているな〜という感覚がありました。
外出先で、夕方には痛みが表出。
「こうしたら痛い」「こういう姿勢だと痛い」というのがわからず、ある拍子にズキっと痛む。
歩くのも恐々。夜になって帰宅する頃には、階段を降りるたびに臀部に激痛が(汗)
これでは、明日歩けないかも・・・
訪問鍼灸の予定があるのに、果たして患者さん宅へ行けるのだろうか…
とマジ焦る。
帰宅後、痛い左脚に鍼してお灸して、軽い運動もしてみた。低温やけど覚悟で、せんねん灸世界を仙腸関節あたりに貼って寝ました(注:真似しないでください)。
氣の通りは良くなり若干楽になったけど、まだ痛みはあり体重をかけるのが怖い(汗)
翌日月曜の朝、前日の激痛はないけど、依然動作痛あり。
自分で鍼をしましたが、次の日(昨日)の仕事は結構動くので、先生の鍼治療を予約しました。
そしたら、なんと!昼頃からは痛みを感じることなく、階段も降りれる!!
訪問施術も無事完了!
というわけで、月曜は痛みが激減しました。
自分の鍼が効いてきたのか?先生の予約をとって安心したせいか?
・・・どっちも…ということにしておきましょう。
昨日の朝、体重をかけただけの痛み、歩行時の痛みはありませんでした。
が、脚外転(脚を体の外の方、横にあげる)時の痛みは残っており、30度までの挙上が限界。
痛みの程度は前日に比べて、かなり改善したとはいえ、痛みの原因は依然としてあるわけで…
仕事前に、予約していた先生に治療していただいたら、脚外転時痛は単なる違和感になり、昨日の仕事も難なく終えました。
症状があるときは、普段以上に鍼が響きます。
「響く」というのは、痛い、というのとも違います。
ズ〜ンときたり、電気が走ったようなピリピリとした感覚がきたり。
でも、心地いいんですよ。
呼吸が深くなるし、ウトウトして半分眠っているような状態になります。
からだにスーっと風通しがよくなる感じ、巡っている感じ。
これを感じると「あ〜、生き返ってきた〜〜」と思います。
もちろん、痛みを感じない鍼がいいですが、この「響き」があったほうが効きが早いように感じています。
この「響き」は普段の感覚にはない感じ、なので、「響き」初体験の方は「痛い!」と認識されるかもしれません。
じゃ、どこで見極めるか?っていうと、
さっき書いたように、「心地いいかどうか?」「自分の呼吸が深く楽になっているか?」で判断されるといいでしょう。
とはいえ、人の感覚は千差万別なので、あくまでも「目安」でしかありません。
「響き」が苦手、という方もいらっしゃいます。
「響きなんて関係ない」という先生もいらっしゃいます。
そう、鍼もやっぱり相性があるのですよ。
そういう意味でも、「出会い」が大切、いや、むしろ「出会い」しかないだろ、って思っています。
今回の教訓:
●痛み解消には、ある一定の時間と「安心」が必要
●痛みが治まっても「治った」というわけではない
●痛みは生きる気力を奪う(「からだのメッセージ」とわかっていても、ね)
●痛んだ後のメンテが大事
坐骨神経痛を巡る数日間のことをFBに上げたら、鍼灸師のお知り合いから「坐骨神経痛は、胆嚢の変調に関係あり」とコメントいただきました。
坐骨神経痛をお持ちの方、心当たりありますか?
ちなみに、今、私が使っている台座灸はこちら↓です。
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