タオパッチアプリケーターの勉強会で、紅葉の京都に行ってきました。
「これ幸い」とばかりに、特別公開の時期にしか会えない清凉寺(嵯峨釈迦堂)の阿弥陀三尊坐像(お顔は下記のtweetを参照。美しいでしょ?)と数年ぶりの再会を果たし、
清凉寺木造阿弥陀三尊坐像:清凉寺の前身・棲霞寺の旧本尊で、光源氏のモデルと伝わる源融(3)が自分の顔に似せて作らせたという。完成したのは源融の一周忌に当たる寛平8年(896年)。源融は六条河原院を造営したことから河原左大臣と称される。 pic.twitter.com/lb3eCd97AQ
— 仏像紹介BOT (@butsuzobot) January 20, 2018
ついでに大阪まで足を伸ばし、動画受講している「一の会」の先生の鍼も受けるという、盛りだくさんの旅でした。
「盛りだくさん」の名にふさわしく(?)、ネットで有名らしい“ぼったくりカフェ”にカモられてきました。嵐山のdream cafe、入場料3,000円。
それがですね、最悪の体験・・・ではなかったのですよ。実は私、そのあやしいカフェでえらくゆっくりと寛いだ時間を過ごしたのでした。
「Cafe」と名乗っていますが、出されるのは和菓子(どちらといえば庶民的な)と一保堂の焙じ茶。
カフェだと思って入ると、「ぼったくり」呼ばわりされてしまうのもしょうがない要素が満載です。
…ですが、あの空間をしばし独り占めしてボーッとすることができた、ことを考えると、「安くはないけれど、ぼったくりとも言えない」というのが今の私の感想です。これで10倍の料金だったら、「ぼったくり」と自信を持って言えます(門の入り口で客引きされていた女性は「10倍でもおかしくない」とおっしゃっていましたが)。
門の前に立っていた(客引きの)女性は、天保時代の家だと言っていましたが、真偽のほどは定かでありません。残念ながら鑑識眼がないもので…
でも、空間の誂えは、よい感じでしたよ。CMとかに使われそうな感じ。
個人的には「畳に絨毯」ってあまり好きではないのですが、サロンにも使われている(いた?)ということでしたので、テーブルと椅子は必須なのでしょう。
部屋の調度品でもある骨董の価値については皆目見当つきませんが、全体的な雰囲気は素敵でした。
紅葉が始まった嵐山は、平日にもかかわらず、どこに行っても観光客で混んでいて、お寺で静寂を味わうことは不可能でした。ちょっと人に疲れていたのでしょう(東京の方がもっと混んでるよって話ですが w)、いつもなら無視していたところを、うっかり客引きに乗っかってしまいました。
おかげで、縁側に座ってボーッと庭を眺め、風の音、鳥の鳴き声を聞いて、リラックスタイムを満喫しました。
さーー、これはぼったくり??
人生は面白い。
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