ある日、ふと氣がつきました。
生活クラブが作成している食品添加物の円グラフ。
あれ、なんか変わった?
変わったのは「日本で認められている添加物*1」の品目数。増えてました。
直近のデータは2017年7月現在、819品目。
記憶にある数はもう少し少なかったはず・・・
てなわけで、生活クラブのウェブサイトを検索してみました。
見つけた中で一番古いデータは2009年8月でした⬇️
以下古い順に。2013年5月現在⬇️
2014年4月現在⬇️
2015年3月現在⬇️
2016年9月現在⬇️
表にまとめると、こんな感じ。
2009年〜2013年の間に、国の品目数が812→801と減っていますが、生活クラブの方は70→84と増えています。
その間のデータが見つからなかったので、原因は不明です。
毎年のデータがある2013年から2017年の4年間を見ると、国で認められた食品添加物は18項目増、生活クラブ許容は1項目の増。
食品添加物が全部悪い、とは言えません。その恩恵もあるでしょう。
ちゃんと科学的試験を経て、認められているのだから、安全でしょう?(安全性の確かめ方 | 日本食品添加物協会)という声もあるでしょう。
一方、「そんなに添加物を使う必要があるの?」という声もあります。
例えば、見栄えをよくする、添加物があります。
食感をよくする、添加物があります。
本物の原料を使わなくてもそのモノらしく見せる、添加物があります。
見栄えも食感も、そりゃ大事です。
でも、それらが添加物で出来上がっているのだとしたら、ちょっと騙されていやしませんか??
生活クラブでお会いする生産者のお話を聞いてわかったのは、「添加物なしで作る」のは努力と工夫と手間が必要ということ。モノによって違いはありますが。
添加物なしだと材料がまんまわかってしまうので、いい材料を使わなければならない、
とか
添加物を使えば短期間で出来上がってしまうのに、余計に時間がかかる、
とか
要するに、ごまかしがきかないってことですかね。
それって、今の私たちの食べ物の多くが添加物で成り立っている、ということにもなるわけで。
栄養バランスを氣をつけたり、サプリ飲んだり、いろいろ健康を氣使っているつもりなのに、日々たくさんの添加物食べていたら、どうでしょう??
ま〜、私も全部の食材を生活クラブから調達しているわけではありません。普通のスーパーでも買うしドンキ(なぜか固有名詞)でも買います。ファミレスも行きます。
でも、残念なことに(ほんとは喜ばしいんだけど)、やっぱり味がね〜違います。
というか、違いがわかってきてしまうんですよね。
以前はわからなかった化学調味料の匂いがえづくように感じたり、変な味が舌に残ったり、口の中がピリピリ感じたり、「なんか変なもの入っている?」みたいな。
からだが教えてくれるんですね。からだ賢い!!
「添加物、大丈夫だよ」と思うのも自由。「添加物ちょっと危ない?」と思うのも自由。
個人的には、添加物には遺伝子組み換え作物が混ざっている可能性もあるので(、 やはり避けたい!!これも私の自由です。
人生は面白い。
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*1:指定添加物+既存添加物