愛読しているムラキテルミさんのブログで、豆腐パスターのことを読み、
2002年に購入して以来たびたびお世話になっている 『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』 を、久しぶりに開きました。
私の持っているのは古い方で、2008年に新訂版⬇️が出ています。
そうか、冷やすのに豆腐もいいのだな。
思い出しました、薬膳!
豆腐は寒性の食物です。寒い季節・冷え性の場合は、温かい料理で食べる、温性の薬味(例:ショウガ、ネギ、ミョウガ、シソ、ワサビ)と一緒に食べるなど、工夫が必要です。
ちなみに大豆、豆乳、湯葉は平性(温める作用も冷やす作用もない)です。
食べ物の多くは平性です。
上記の本の「豆腐パスター」のところをみていたら、豆腐パックというのもありました。立秋も過ぎ、こんがり日焼けはもうないと思いますが、ほてったときに良さそう!
というわけで、大森先生の本掲載の豆腐パックを記ご紹介します。鎮静だけでなく、美白効果もあるそうです。
●材料(1回分):豆腐 1/6丁、きゅうり 1/9本、レモン汁 少々、小麦粉 大さじ1.5〜
●つくり方&用い方:
ボウルに水きり豆腐を入れてザックリつぶし、すりおろしたきゅうりとレモン汁、小麦粉を入れてよく混ぜあわせ、ぬりやすいかたさに調節します。 顔全体にぬりのばし、20分ほどたったらぬるま湯でよく洗い流します。
手元にきゅうりがなかったのですが、きゅうりなしで試してみました。
水分が少なすぎた(きゅうりなしだったから?)、プラス混ぜ合わせが足りなかったせいで、「ぬりやすい固さ」より固めにできてしまいました。
なので、「塗る」というより「乗せる」感じに…20分経つまでにパックがこぼれてきてしまい、ちょっと難儀でした。
「ぬりやすい固さ」調節がポイントですね。次回は、豆腐の水切りを短めにします。
パックを洗い流した後は、しっとりひんやりで氣持ちいい〜肌になりました。鎮静効果はあります!
美白効果は?・・1回ではわかりませんでしたが、継続が必要でしょう。
ほかに食べ物を使った美容法としては、冬の間ヨーグルトパックをときどきします。乾燥肌にいいですよ。
顔にヨーグルトをぬるので、ヨーグルトの匂いが直撃します。ヨーグルトの匂いがダメな方にはおすすめできません。
思えば、この本で初めて「食養」を知りました。
当時は代替医療に詳しくなかったので、第1章「台所は家庭の薬局です」のタイトルに「それはないでしょ!」と疑いながら読んでました。同時にワクワクしながら。
食養も陰陽理論です。
たぶん、生活の中で初めて陰陽を意識したのはこの本を読んでから。陰陽のパワーに衝撃を受けリアルに感動したのもこの本から。
病気の手当ても体質改善も、食べものがもつ陰陽の力を借りてからだのバランスをととのえる。たったそれだけのことで、驚くほど効果があります。
この本を手にしたときは、まさか自分が鍼をうつようになるなんて思わなかった〜。
大森先生のインタビュー、見つけました。
「みんな病気を治したい、健康になりたいって言うけれど、病気や不調は自身の偏りを教えてくれているものだから、そこに気づいて新しい生き方をする決意をしないと。
受け身で指導を受けて健康を取り戻しても、一時的な回復で終わっちゃう。だから、まずは大きな夢を持って欲しいの。
自分の人生をもっと大きく描いて欲しい。我欲じゃなくて、健康になってもっと社会のために自分を役立てたいとか、大きな夢を持たないと努力は続けられないの」
(大文字強調は引用者)
最近、食べ物がジャンク氣味でした…
季節の変わり目でもありますし、リセットします。
食べものでも陰陽整いますが、鍼で積極的にからだの陰陽整えましょう!
陰陽の力、あなどれません!
人生は面白い。
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