最近引越しをした友人の話を聞いて、こちらの記事で紹介されている「くるくるひろば」店主、万季さんのインタビュー内の言葉を思い出しました。
なぜ、タダでモノをあげるのか? 例えば、「ブックオフ」で本の買い取り価格が「5円です」と言われたら、がっかりするだけかもしれない。たったの5円かと。でも、0円であげれば、相手が喜んでくれるので、そう感じることはありません。なにより、0円で人にモノをあげるのは面白いんです。あげる相手が目の前にいれば、中身の面白さを伝えることだってできるかもしれないんですから。
友人は引越しに伴う断捨離に、ジモティーやリサイクルショップの買取も利用した様子。
「ジモティーでだいぶ物がはけた、すご〜い!!」と絶賛していた友人。あるモノを「リサイクルショップで買取してもらったら500円だった…」と値段がついた方がなんだかがっかり⤵️していました。
500円とはいえ、お金はお金です。0円<500円。
なのに、0円でもらわれていった方が断然嬉しい、ということが起きます。「0円」で譲った体験プライスは、まさにプライスレスなのです!
そういえば、私も前回の引越しのとき、近所のリサイクルショップ買取ではなく、わざわざ遠くまで寄付しに行ったことありました。
ミントンのハドンホール ゴブレット2客、カップ&ソーサー1客があり、「中古とはいえブランドだし…」とスケベ根性を出して、近所のリサイクルショップに持って行きました。そこでの査定は「500円です」。たった500円でも売れればいいか…と初めは思ったのですが、なんとなくモヤモヤ氣分が晴れず…結局買取は断りました。
そして持って行ったのは、こちらでした。
www.we21japan.org
寄付だから0円だししかも電車使って行くって、たったの500円と比べて、大幅マイナスです。
でも、そうしたかったのね。お金だけ見たらマイナスだけど、「たったの…」なんて露ほども思わず、満足感と嬉しさで満たされて帰りました。この体験、まさしくプライスレスでした!
当時のこと、ブログにも書いていました。「爽快感」って言ってますね〜。
hitokadoh-aider.hatenadiary.jp
このWEショップは「寄付」という意味合いが大きいので、0円ショップの感覚とは少し違いますかね。
いずれにしても「値付け」されることで失うもの、確かにあります。
東松原駅近くのくるくるひろばは、店舗の家賃などはカンパによって賄われています。「カンパ以外にできること」として、ボランティア的活動がいくつかあります。
利用者も当事者として関わることが継続の鍵ですね。
鶴見済氏も携わっている、くにたち0円ショップの情報はこちら⬇️
twitter.com
彼の本『0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方』をこれから読みます!
人生は面白い。
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