一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

くるくる廻る「贈与経済」

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こちら⬆️で鶴見済氏が取材されている東京都世田谷区松原の「くるくるひろば」の店主とは、生活クラブのご縁で知り合いました。

ここでも少し書きましたが、生活クラブのまち運営委員会に参加するってことは、私にとってある種チャレンジでした。
こういう活動ができるのって「専業主婦」と呼ばれる方がほとんどでしょう。専業主婦の友人がいないこともないですが、かなり「未知との遭遇」でした(私の偏見のため)。

私にとって未知ならば、相手にとっても、私のような存在はかなり「未知」である可能性は高いでしょう。

それはあらかじめわかっていたことだったので、あまり馴染もうとせず、逆にマイノリティ感を前面に出して「違う人」と認識してもらおう!と努めました(単に「好き勝手にやっている」ってこと)。

それが功を奏したのか(?)、生活クラブが織りなすご縁はとても面白いものになっています。

冒頭の万季さんや、南烏山ふれあいの家で活動されている子育てネット ポレポレの皆さま(子ども食堂の運営もされています)、地域の居場所づくりに向けて準備中の方々。いろいろな刺激をいただいています。

私なぞはかなり資本主義・効率主義に毒されているので、鶴見済氏が冒頭記事で言及されている「贈与経済」に対しては、まだアンビバレンスがあります。
「そういう社会になるだろう」という期待感に満ちた肯定的な思いと、「本当にそれで成り立つの?きれいごとじゃない?」という疑心に満ちた否定的な思い。

ま〜、そういう間に揺れつつ、私の中に“核”ができていくのでしょう。

昨日、生活クラブつながりで伺った2軒のお宅で、ちょっとした「贈与経済」体験。

1軒めは、今度の土曜日3月31日にご自宅で「くるくるひろば」を開催されるお宅。
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昨日の午前中はお茶の教室が開かれており見学に行ったのでした。
お茶の先生も、くるくるひろば用に服を何着か持ってこられていたようで…先生が私を見て「これ、もしよろしければもらって。あなた私と同じ体型しているから、合うと思うのよね。」と、ストレッチ素材の黒ジャケットを渡してくれました。
それが、肩幅も腕周りも身幅も、本当に私にぴったり!!しかもマックスマーラです!
「えっ!いいんですか??」とテンション上がりまくり⤴️でお聞きしたら、「私も嬉しいから、ぜひもらって」とのお言葉。

それから次々と「これはどう?これも着てみて」と試着させてもらい、そのほかカーディガン2着とブラウス1着も。
嬉しい〜〜💕カーディガンは来冬用にセールで探していたので、なんてラッキー!!
どれも私好みのテーストで、服との運命の出会いに感激しました。

午後も生活クラブのご縁で、桜のお花見で別のお宅へ伺いました。
そこでは、絵に書いたような良妻賢母の70代半ばの奥様が、手作りの桜餅を振舞ってくださいました。
ほんと、私の対極だわ〜。生活クラブで活動していなかったらお会いすることなどないでしょう。

(東京都23区内は)子どもの医療費無料という話から、奥様のお父様もお祖父様も医者だったそうで。
昔は本当に治療費を払えない患者が結構いた、というお話でした。農家の患者さんも多く、毎月現金収入がない。だから、半年に一度治療費を回収に行ったのだとか。

現金ではなくて、農作物などの「物納」もあったそうです。「先生、お金がないので、たくあんでもいいでしょうか?」と、治療費の代わりにたくあんの樽漬けをもらったことも。

ホジュン』みたいですね。

ホジュン

貨幣経済」と「贈与経済」併用が普通だった時代、そんな過去でもないのですね。

ジモティ時々利用しています。いいですよ!ぜひご活用を。
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人生は面白い。 

 

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