今日伺った患者さんは昨年両脚を人工股関節手術をした方だったので、なんとなく目についた記事。
人工関節と義足はちょっと違う?のかもしれませんが、肉と骨の代わりになる人工物を装着するという意味では通じるところがあり、興味深く読みました。
ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)リサーチャーで、義足の研究開発を行うXiborgの代表取締役も務める遠藤謙氏は、身体には骨や筋肉といった制約条件があるが、義足はその制約を受けない。だからこそ、義足には人間の能力を最大限引き出す可能性があるのだと
考えています。
骨や筋肉を「制約条件」として捉える。その制約外にある義足は、人間の能力を最大限に引き出すツールとなる。
逆転の世界、ですね。
マイナス ✖️ マイナス=プラス、みたいな感じ。
Redesigning the leg: 遠藤 謙 at TEDxTokyo2014
遠藤氏は、途上国向けの義足の開発にも取り組んでいます。
途上国の人たちにとって「歩く」ことは、日本に住んでいる私たちよりも「すごい重要な移動行為」。そういう国の人たちにとっては、義足が「命綱」になる、わけです。
テクノロジーにより、義足はよりアップグレードされ、「実物の代わり」だった義足はもはや実物を超えそう?!
遠藤氏を義足の研究にさらに駆り立てたきっかけにもなったヒュー・ハー(Hugh Herr)教授のTED Talkも、ご覧ください。
今までの義足の概念がぶっ飛びますよ。
New bionics let us run, climb and dance | Hugh Herr
義足が「身体のアップデート」となる時代はもう来ている?
そういえば、こんな写真集もありましたね。
人生は面白い。
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