先日試写会で見た「おだやかな革命」が紹介されている記事です。
監督の渡辺智史さんがどういった思いでこの映画を作られたのか、語られています。
冒頭に書かれているように、こちら「エネルギーの映画」ではあるのですが、「自然エネルギーいいよね!」「環境のこと考えたら、自然エネルギーにシフトしなきゃ」というメッセージより、「自治」なのです。
自治を追い求めていったら、自然エネルギーになった、という具合。
これまでは、エネルギー問題=環境問題だったのが、この映画では、エネルギーをもっと社会のあり方、とか、人の暮らし方、とか、に密接につながり合っています。
今ほとんどの電力は、大規模化の中央集権型システムのもの。
そりゃそうだ、私たちの社会がそうだったのだから。中央集権するには、均一、単一の方がやりやすい。個性豊か、というバラつきは面倒でしかない。
そして、氣がついた人たちがいた。
氣がついて行動している人たちが、この映画にはたくさん出てきます。
どう生きるか?どう暮らすか?
自分の現在、未来を自分で考えたとき、エネルギーのことも自分たちの足元に近づいてきて「自分のこと」になり、電力は自然に自然エネルギー(ダジャレでなくw)になりました、という感じ。
エネルギーのこともそうだし、昨日書いた性暴力被害のこともそう。
「自分のこと」として考え直してみる、ことが、重要ですね。
人生は面白い。