昔NLPのコースを受講していたとき、同じ受講生のお一人に、
「山口さんと話していると、メビウスの輪が見える」
という意味不明のコメントをもらったことがあります(若干、不思議ちゃん系の方ではあったのですが)。
「それってわかりにくいってこと?矛盾しているってこと?」意味がわからず聞きました。
「う〜ん、矛盾というか、表裏一体というか、螺旋状に登ってったら元に戻るみたいな…そんな感じ。」
彼女は説明してくれましたが、わかったようなわからないような感じで、「そうですか…」と一応納得したような風で終えました(笑)
ちなみに、メビウスの輪ってこんな感じ。無限大∞の形でも描かれますね。
どういう流れで、そんな話が出たのか、ぜんぜん覚えていませんが。。
NLPだから、ダブルバインド(心理学で言われているダブルバインドについて、詳しく説明されているサイトがありました。ご興味ある方はお読みいただくとご理解いただけるかと…)から派生した話だったかも。
で、ダブルバインドに飛びます。
こう言ってはなんですが、人は多少の差はあれど、ダブルバインド的メッセージを発しています。そんな意識は毛頭なくてもね(私からもダダ漏れていることでしょう)。
子供が初めて遭遇するダブルバインドは、親(養育者)からでしょう。
例にもれず、私も、親からいろいろなダブルバインドを受けてきました。
ここで強調しておきたいのですが、私がひどい育てられ方をした、という訳ではありません。
ダブルバインドは、混乱と矛盾を生みます。
そして、この社会自体が矛盾に満ちています。
また矛盾に満ちているように見えても、その先、奥底には、矛盾を超えた何か、ある種の法則性・統一性が流れているのも事実です。
私が思うに、親からのダブルバインドは、この矛盾に満ちた(ように見える)社会・現実を生きていくための洗礼ではないかと。
実際私は、親からのダブルバインドを通して矛盾を知り、その中でどう生きていくか、それをどう超えていくか、を学んだ、と勝手に結論付けています。
あ、でも、最初は無意識に沈んでいるダブルバインドを意識化しないとね。
氣づかないことには始まらないから。
時折、その人の存在自体が「ザ・ダブルバインド」って方もいます。そういう人からは距離をとりますね。それでも自分が壊れると思ったら。。。私は逃げます(笑)自分を守るために。
その人が幸せであるよう、遠くから祈ります(一回は)。
画像入れたけど「メビウスの輪」は関係なかったね(^^;
人生は面白い。