一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

2017.3.11

あの3.11から6年経ちました。

先ほど友人からのメールで、去年の3.11は写経をしたことを思い出しました。

今年は、どこに出かけるでもなく、読みたくて積んでいた本を2冊ほど読み進めた一日でした。

そして、いつも部屋に線香をたくのですが、今日は3時ごろに、線香だけでなく、なぜだかロウソクの火が見たくなり、家にあった和ロウソクを灯しました。揺れるロウソクの炎を、ただぼんやりと眺めていました。

今思うと、あれは祈りだったのでしょうか?

その時は、3.11のために・・・などと意識にも登らなかったのですが、私の無意識が反応していたのでしょうか?

 

思えば、2011.3.11は大きな転機だったと言えます。

私の中に、いろいろな氣づきをあたえ、いろいろな目覚めを起こし、いろいろなものと直面させてくれました。

私の中の最高と最低。目もくらむ美しさと反吐が出る醜さ。女神のような優しさと悪魔のような卑劣さ。

どれもみんな自分なのだ、と。

優劣つけることなく、どれもみんな愛しく大事な私なのだ、と。

 

あれから、私は、より広くより深いヒトとなっているだろうか?

 

こういう言葉、誤解されるでしょうか。

でも、あえて言いたいのです。

「3.11が起きてくれてありがとう」

喜びと悲しみと、笑顔と涙とともに。

 

人生は面白い。