少し前の記事ですが、自分の備忘録としてアップしておきます。
はり・きゅう治療について、わかりやすく紹介されています。
海外で「はり・きゅう」と言ったら「中国」式が主流ですが、日本のはり・きゅうに注目する人も増えています。「繊細さが特徴」という声を聞きます。(おそらく経絡治療系のことを指しているのかと…日本のはり灸も幅広いので、ダイナミックなものもあります。)
イギリスの鍼灸師たちが2008年に設立した「モクサアフリカ(MoxAfrica)」というチャリティ団体があります。
アフリカの結核患者に日本の透熱灸を広め、「お灸の効能として免疫力(CD4)の向上を証明することに成功しました」。
昨年つくばで開かれた世界鍼灸学会(wfas)で聞いた講演「直接灸による結核治療-原志免太郎とモクサアフリカ-」は、お灸の可能性の大きさに氣づかせてくれました。(原寛氏が「お灸博士」と呼ばれた医師、原志免太郎博士について、マーリン・ヤング(Merlin Young)氏がモクサアフリカの活動や施灸の結果報告等について講演されました。)
日本から遠く離れたアフリカで、足三里にお灸痕がついた人たちがたくさんいる、と想像すると、楽しいですよね。
モクサアフリカジャパンの情報はこちらをご覧ください。
かつては、日本でも日常的にお灸をし、互いにお灸されっこしてました。江戸庶民のセルフケアの代表的存在。
浮世絵にもお灸の絵があります。
これとか、
子どもにお灸をすえるお母さんの浮世絵もありますし、足にお灸している女性たちも。
病を申の年。
— 黒猫の究美。 (@kurok_yuu) 2016年1月1日
左/喜多川歌麿筆「風俗見立五性 やまいを申ノ年もくさの火性」文化2(1805)年10月
右/歌川国貞(三代豊国)筆「美人合 春暁 灸すゑ」文政10(1827)年 pic.twitter.com/u76F3FhIzF
閻魔大王にもお灸!?ちょっと怖がってる?
あなたの日常に、お灸のセルフケアをぜひ取り入れてみてください。
あなたが使っているお灸を、日本から遠く離れたアフリカの人々も使っている、江戸時代の人たちも使っていた、なんて思うと、なんだかワクワクしませんか?
閻魔大王ともお灸仲間になれます(^^)
いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。
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