ちょっと春を感じる暖かい冬の朝。
自分のからだと対話してみる。
爪先から丁寧に、足指も一本一本。
意識を向けて、感覚を感じる。
足の甲、足裏から、足首。
ゆっくり、徐々に、上へ意識を移動させる。
感覚をていねいに感じると、まるでマッサージを受けているみたいに、その部分の血の流れを感じ体温の暖かさを感じる。
リラックスして、ほーっとする。少し眠たくなる。
そうして、骨盤の辺りで、私は自分の女性性と出会った。
それは、果たしてここにいていいのか?と小さく丸まっていた。
外界にいる敵が恐くて、俯き小さく震えていた。
これを守るために、強がっていたんだ。。
これを隠すために、硬直していたんだ。。
と思ったら、少し力が抜けて、からだの中に風が吹いた。
知らない間に、私のからだは、いろいろなものを抱え守り闘っているようだ。
そのことに氣がついてよかった。知ってよかった。
氣がついたから、「大事にしよう」っと本当に思える。
知ったから、「ありがとう」って言える。
叡智は、そこかしこにあるのですね。