人は、力を入れるよりも、力を抜くほうが難しいそうだ。
自分では力を抜いているつもりでも、まだ力が入っている。
そんなに力を必要としていない動作なのに、余分なところまで力が入っていることは、とてもよくある。
私の場合、お湯を注いでいるとき、そうだ。
じーっとお湯を注ぎながら、必要以上に肩に力が入って上に上がっているのに氣がつく。時々息を殺していることもある。
「なんで、そんながんばっているんだ〜」と自分にツッコミ入れて、肩をフーっと静かに降ろす。
がんばっているつもりはないのに、実はがんばっていたりするものだ。
私の場合、それが肩こりのひとつの原因でもある。
ところで、最近よく届くメッセージで、「流れにまかせて」とか「ありのままに受け入れましょう」というやつがある。
これも、ふむふむとわかったようで、実際なんだかよくわからない。
「流れにまかせて」いると、いつのまにか自分がやることも放棄している。
「ありのまま」にしていると、いつのまにか動くことをやめている。
これは、おそらく。
必死に、歯を食いしばりながら、流れにまかせようとがんばっているのかも。
必死に、握りこぶし作りながら、「ありのまま」を尊重しようとがんばっているのかも。
程よさ加減があるはずなのだが、なかなかそれが見つからないこともある。
でも、またやらないと、ちょうどいい感じはつかめないし。。
またいろいろ考えてしまうのだが、こういうことは考えるより感じないとね。
ここでまた、「考えるな!感じればいいんだ!」とむきになってきている。。
そんなときは・・・
呼吸に意識を向けるのだ。呼吸が導いてくれるでしょう☆