一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

スワンカフェ

先日銀座で、思いもかけず素敵なカフェに出会った。

インドロップ講座が銀座であり、その場所に向かったのだが、地図があるのに場所がわからず迷ってしまった(私の方向音痴は時々やってくる)。
電話で確認して、ようやくたどり着いたのだが、どうやら目印を見逃して通り過ぎてしまったらしい。

その通り過ぎてしまった先に、そのカフェはあった。
スワンカフェ」というそのお店は、隣が「スワンベーカリー」というパン屋だった。
「まぁ、べたな名前」と眺めつつ、電話で教えてもらったとおり、来た道を戻って目的地に向かった。

インドロップ体験ですっきりして、ランチタイムとなった。
「そういえば、さっきスワンカフェとかいう店があったな」と思い出し、そのカフェでランチをとった。

働いていたウェイトレス2人は知的障がいの方だった。
つい、彼女たちの働きぶりに目がいってしまう。
ゆっくりなのだが、丁寧に一つ一つのお仕事をされている。料理を運ぶときも、その料理がこぼれないように、お皿をじっと見て、ゆっくりお客様の所へ運んでいく。テーブルを拭くのも、端から端へ丁寧に。

彼女たちの働きぶりを見て、フィンドホーン体験週間でのLove in Actionを思い出した。
ひとつひとつの動作に愛をこめて、作業する。

インドロップを受けて少しオープンになっていた私は、とてつもない愛と純粋さを感じて、すこし涙が出た。

そんな場所で働いている他のスタッフの方々もとてもよい表情で、あったかさいっぱいだった。
「いいものを見せてもらった〜」と感動しつつ、ランチをおいしくいただいた。

家に帰って調べてみると、スワンベーカリーとは、「障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現」させるために、ヤマト運輸の故・小倉理事長が設立された会社だそうだ。
「スワンベーカリー」の名前の由来は、小倉理事長が、アンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」にちなんで命名されたそう。
べたな名前とか言ってごめんなさいm(_ _)m

パン屋のほうは行く時間がなかったので、機会があったら行ってみようと思う。