一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

人生初の坐骨神経痛

この前の日曜日、人生初の坐骨神経痛を体験。

前日から、なんとなく腰…というか臀部に違和感がありました。

日曜日の朝、痛みはなかった、けど、臀部の奥が引き攣れるような、コッているな〜という感覚がありました。

外出先で、夕方には痛みが表出。
「こうしたら痛い」「こういう姿勢だと痛い」というのがわからず、ある拍子にズキっと痛む。
歩くのも恐々。夜になって帰宅する頃には、階段を降りるたびに臀部に激痛が(汗)

これでは、明日歩けないかも・・・
訪問鍼灸の予定があるのに、果たして患者さん宅へ行けるのだろうか…

とマジ焦る。

帰宅後、痛い左脚に鍼してお灸して、軽い運動もしてみた。低温やけど覚悟で、せんねん灸世界を仙腸関節あたりに貼って寝ました(注:真似しないでください)

せんねん灸世界 火を使わないお灸 Mサイズ 24枚入

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氣の通りは良くなり若干楽になったけど、まだ痛みはあり体重をかけるのが怖い(汗)

翌日月曜の朝、前日の激痛はないけど、依然動作痛あり。
自分で鍼をしましたが、次の日(昨日)の仕事は結構動くので、先生の鍼治療を予約しました。

そしたら、なんと!昼頃からは痛みを感じることなく、階段も降りれる!!
訪問施術も無事完了!

というわけで、月曜は痛みが激減しました。

自分の鍼が効いてきたのか?先生の予約をとって安心したせいか?

・・・どっちも…ということにしておきましょう。

昨日の朝、体重をかけただけの痛み、歩行時の痛みはありませんでした。
が、脚外転(脚を体の外の方、横にあげる)時の痛みは残っており、30度までの挙上が限界。
痛みの程度は前日に比べて、かなり改善したとはいえ、痛みの原因は依然としてあるわけで…

仕事前に、予約していた先生に治療していただいたら、脚外転時痛は単なる違和感になり、昨日の仕事も難なく終えました。

症状があるときは、普段以上に鍼が響きます。

「響く」というのは、痛い、というのとも違います。
ズ〜ンときたり、電気が走ったようなピリピリとした感覚がきたり。

でも、心地いいんですよ。
呼吸が深くなるし、ウトウトして半分眠っているような状態になります。
からだにスーっと風通しがよくなる感じ、巡っている感じ。

これを感じると「あ〜、生き返ってきた〜〜」と思います。

もちろん、痛みを感じない鍼がいいですが、この「響き」があったほうが効きが早いように感じています。

この「響き」は普段の感覚にはない感じ、なので、「響き」初体験の方は「痛い!」と認識されるかもしれません。

じゃ、どこで見極めるか?っていうと、
さっき書いたように、「心地いいかどうか?」「自分の呼吸が深く楽になっているか?」で判断されるといいでしょう。

とはいえ、人の感覚は千差万別なので、あくまでも「目安」でしかありません。

「響き」が苦手、という方もいらっしゃいます。
「響きなんて関係ない」という先生もいらっしゃいます。

そう、鍼もやっぱり相性があるのですよ。

そういう意味でも、「出会い」が大切、いや、むしろ「出会い」しかないだろ、って思っています。

今回の教訓:
●痛み解消には、ある一定の時間と「安心」が必要
●痛みが治まっても「治った」というわけではない
●痛みは生きる気力を奪う(「からだのメッセージ」とわかっていても、ね)
●痛んだ後のメンテが大事

坐骨神経痛を巡る数日間のことをFBに上げたら、鍼灸師のお知り合いから「坐骨神経痛は、胆嚢の変調に関係あり」とコメントいただきました。

坐骨神経痛をお持ちの方、心当たりありますか?

ちなみに、今、私が使っている台座灸はこちら↓です。 

せんねん灸オフ竹生島150点

せんねん灸オフ竹生島150点

 

 

人生は面白い。

 

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