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hitokadoh姉さんの身辺雑記

鍼灸師、心に浮かんだこと、あれこれつづります。

長年の自傷行為

心のつぶやき

ある日ある時、氣がついた。

私は、長いこと、自分のからだを傷つけてきたってこと。

他の人と比べることで。正体不明の「世間」というものの基準と比べることで。

そのときはわからなかったけど、ずいぶん長いこと自分のからだを恥じていたんだ。

だから、もう何年も前に、あるいは何十年も前に、聞いた言葉を、後生大事に、からだに溜め込んでいた。

「色の黒い赤ちゃんだね〜って皆に驚かれたよ。」と、祖母がことある時に言っていた言葉は、「どうせ私はかわいくないよ(女の子は色白のほうがかわいい、っていう意味のない思い込みによる)。」と翻訳され、

「そういうセクシーな服着ても、いやらしく見えないからいいよね。」と、ある友達が言った言葉は、「色気がないってことでしょ。どうせ、私は「女らしい」から程遠いよ。」と聞こえ、

「抱き心地悪い」と好きだったひとが言った言葉は、「どうせ、私のからだは氣持ち悪いよ。」と響き、

「大口開けて、ホント、楽しそうに笑うよね〜」と、ある友達が言った言葉は、「どうせ、私は下品な奴だよ。」と解釈された。

誰それの言ったことに傷ついたっていうのは、ほとんど、というより、たぶん全部、幻想。

私が作り上げた、ちっぽけな思い込みの世界で生きていたからなんだよね。

「私のからだは、恥ずかしい」界から見た風景。
「私のからだは、恥ずかしい」界から聞こえた音。
「私のからだは、恥ずかしい」界から触ったモノ。

そりゃ、全部が、
「私のからだは、恥ずかしい」色に彩られていて、
「私のからだは、恥ずかしい」音でハモられ、
「私のからだは、恥ずかしい」臭を放っていたさ〜。

氣がついてみれば、グサグサ私を刺し続けていたのは、私だった。

「本当に、ごめんなさい。」って何度も何度も謝った。謝り続けた。

この自傷行為は癖のようになっているから、うっかりしているとまた発症する。そのたびに、私は大事に大事にケアする。いっぱいの感謝と愛情で。



人生は面白い。