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hitokadoh姉さんの身辺雑記

鍼灸師、心に浮かんだこと、あれこれつづります。

人に歴史あり

hitokadoh-aider.hatenadiary.jp

このブログを書いた翌日のことです。

ドトールで、その日の試験勉強をしていたところ、隣に座られていた女性に話しかけられました。

「難しそうなお勉強されているのね?お勉強中、邪魔してごめんなさい。」「今の方は、女性でもお勉強できていいわね。」

「お邪魔してごめんなさいね」という言葉を何度もはさみつつ、その方はお話を続けました。

空襲がくると、日比谷公園に逃げたのよ。
学校が、あの辺だったから。

同級生の〇〇ちゃんは、焼夷弾が当たって死んじゃったのよ。

B-29って大きいのよ。それに比べて、特攻隊の飛行機は小っちゃいのよ。
特攻隊の飛行機がB-29に体当たりしても、落っこちるのは特攻隊の飛行機だけなのよ。
特攻隊の飛行機が突っ込んでいって落ちるのを何度も見ましたよ。

お友達に教えてあげてくださいね。

とてもおしゃれなご婦人でした。

その方が女学生の頃、日常に戦争・死がある日々を送っていたのだ、と思うと、今同じ場所にいるのだけれど、なんだか遠くの、別世界の方のように感じて、その方の佇まいにしばし圧倒されました。

この方は、肌で戦争を知っていて、私は、戦争を知らない。

「話していただいて、ありがとうございます。」
こんなこと言うのが軽々しく感じましたが・・・他に言葉が出てこなかったので、違和感を感じながらも言いました。

やっぱり、生きるって普通にすごいな、と。

こんな単純な表現しか出てこない自分に歯がゆくも思ったけど、「でも、やっぱり…生きるってすごい」と思う私でした。

そのご婦人、二二六事件があったとき、9歳で、学校に避難命令が出て逃げたっておっしゃってました。計算したら、88歳前後ですね。

「人に歴史あり」ですね…