hitokadoh姉さんの身辺雑記

鍼灸師、心に浮かんだこと、あれこれつづります。

いのちのリズム

清里から戻ってきた。
あ〜東京は暑い・・・

清里でのBIPSトレーニングの5日間が既に遠くなっている。

これまでは、特にテーマというものがなかったのだが(漠然としたものはあったけど)、今回はある。
明確な目的があるのだけれど、行くのは憂鬱だった。
からだもこころも、調子悪いし。

不安定さを出してもOKな場所。それに向き合い共にいることが安全な場所。
であることはわかっているが。

逃げたいジブン。先の見えないジブン。こんなことやって何になるんだ?と疑心暗鬼なジブン。
やっぱり恐いのかもしれない。


初日に。私の足がとっても怒っていることを感じた。

足を感じると気持ち悪くなった。
ゆっくり歩くとまたムカムカしてきて、早足で歩くとムカムカは感じなくなった。
ふと、足の裏がとっても怒っているのを感じた。特にかかと。
そうか。。ゆっくり歩くと、怒りが出そうなんだな。。。と冷静なジブンは思った。


翌日、相変わらず本調子ではないけど。。
前の晩に同じ部屋の人に話を聞いてもらったら(ありがとう♡)、ちょっと気分が軽くなった。

あるエクササイズのときに、症状がやってきた。
でも今回はちょっと違っていた。
恐怖だけだったのが、恐怖から怒りの感情が出てきたのだ。
それは、とっても強い感情で、心とからだ全身から噴き上がるような怒りだった。
あまりにも強かったので、何度も吐きそうになり、こんなに怒っていたのかとびっくりするほどだった。

そういえば、あのときの私は全然怒っていなかった。むしろ、いつも以上に冷静だった。
あのときに、この強い怒りを凍結させ、記憶の奥底に隠していたのだ。

ほんと、人間ってすごいもんです。
「これはなかったことなのだ。」と自分に言い聞かせていたら、本当に今まで「なかったこと」になっていたのだ。


その夜眠る直前に、突然イメージが浮かんできた。

忘れようとして本当に忘れてしまていたジブンが現れた。
そのジブンは、本当にがんばっていた。へこたれることなく、がんばっていた。

「もう十分がんばったね。もう無理しなくていいんだよ」と今のジブンが言ったら、がんばっているジブンが近づいてきて、私の胸のなかにすーっと入っていった。

そうしたら、その私のなかに入ってきたジブンが、なんだかとっても愛おしくなった。なんだかとっても大事に思えた。
おそらく、自己受容感というものなんだろうけど、今までの感覚とは違っていた。
より暖かくより平和でより静かな、その感覚と共に眠りについた。


4日めの、個人ワーク。

緊張していた。逃げたかった。
クライアントをやるのが嫌だった。今の自分にとって必要だということはわかっていたけど。

結局、最後にやることにしたのだけど。

セラピストをお願いしたKさんは、ちょうど1年前、やはり清里で行われたプレトレーニングで初めて会った方。

他人と出会うということがテーマのエクササイズで、ぐずぐず泣いていた私を2度も見つけてくれた人だ。
そうそう、別のワークでは、お母さんにもなってもらった。あのとき、「人と一緒に泣いてもいいのだ」ということを、本当の意味でジブンに許した。

過去そんなこともあったので、私は心の底から、Kさんを信頼して安心していたんだと思う。

からだに溜まっていた恐怖と怒り。
自分で、自分のことが恐ろしくなるほど。

Kさんはじめグループの皆は、私のプロセスにそっと寄り添ってい続けてくれた

扱っていたテーマは大人になってからのことだったが、途中から、もっと幼いときのジブンが出てきた。

出てきた言葉は、「あんなに怒っても、皆そばにいてくれた」それはとっても嬉しいことだった。
そして、「怒っても、私も世界も壊れない」「怒っても大丈夫なのだ」ということ。

日常生活では、かなり怒りを表現していると思っていたけど。
奥底では、「怒っちゃダメ」という強い禁止があったんだろうなぁ。

不安定でフラフラしながらも、なんとか最後はいい形で終わることができました。

しかし、人間って常に揺らいでいるもんだ。
次の日には、反動の落ち込みが現れ。。。

一挙に、完全復活。。。とはいかないね。

いのちのリズムに合わせて、ゆっく〜りゆっく〜り行こうね。