hitokadoh姉さんの身辺雑記

鍼灸師、心に浮かんだこと、あれこれつづります。

感動の眼鏡

今、私の周りでブームの眼鏡屋がある。「眼鏡のとよふく」だ。
その眼鏡屋さんは、千葉の佐倉駅のすぐそば。検眼に1時間ぐらいかかるので、予約が必要だ。

とよふくさんの存在を教えてくれたのは、定期的にお世話になっている高橋治療院の院長先生だ。

その直後、やはり高橋治療院に行っている友人がとよふくさんへ行き、その後また別の友人も行った。
とよふく眼鏡をかけている2人の表情が、とても柔らかくなった。目がすんなりパッチリ開いている。断然疲れにくくなった、とのこと。

最初は「佐倉遠いなぁ」と思っていた私だったが、友人2人の変貌ぶりを目の当たりにし、こりゃ行かなくちゃ!と早速予約した。

ついに昨日、待ちに待ったとよふくさんへ行ってきた。

佐倉駅北口のロータリーの向こう、駅から見えるところにある。
看板と大きな眼鏡が、お店の入り口にある、かわいらしげなお店だ。

まず、問診から。
仕事の種類(デスクワーク、屋内、屋外か?)、普段良く食べるものなども記入。

その後、店員さん(この方も眼鏡美人!)から、質問を受ける。
今の眼鏡はいつ作ったか?コンタクトは何年使用しているか?利き手は?
どういうシチュエーションで使う眼鏡を作りたいか?などなど。

この辺りも普通の眼鏡屋さんではない丁寧さである。

そして、いよいよ豊福さんの検眼だ。
しゃれた眼鏡をかけた、やさしそうなおじさまだ。

普通の視力検査のほかに、両目でいろいろな検査をする。

豊福さんは一言。「そんな遠くのものを見たいと思っていないんですね〜」
「あれ?わかります?」と私。

私がレーシックを受けようと思っていたことを知ると、「いや〜、受けなくてよかったですよ。要するに、何で自分が近視になったかってことですよね。そこをわからず、ただ見えればいいとすると、他に負担がかかってくる」とおっしゃる。
むむ、深い。まさにホリスティック。

検査の最中、何度か「気楽に見てくださ〜い」と言われる。
どうやら、私は見るときに、ぎゅっと身を固く緊張させているらしい。

視力検査は、私にとっては苦痛である。
なんだか「見ろ!見ろ!」と脅されているようで、いつのまにか緊張しているのだ。
まぁ、視力検査は、いかによく見えるようにするか?という検査なので、そりゃ仕方ないのだが。

「私、視力検査って異様に緊張するんです」と豊福さんへ伝えると、「見えないことが悪いみたいに言われますからね」と温かいお言葉。

それにしても、いまだかつてないほど、豊福さんの検査は面白かった。
私の「見え方」を丁寧にみてくれているという感じだ。

豊福さんによれば、ただ視力をあげた眼鏡だと脳が疲れてしまうそうだ。
あまりにも見えすぎることで、情報過多になり、攻撃的になり、それで神経も疲れてしまう。
その疲れが、自分のからだの弱いところに出てくる場合がある。
私の場合だと、免疫系と婦人科系。

そして微調整を経て、レンズの度数が決まった。

それをかけて、目の前に出された新聞を見た。うわ〜文字が私を呼んでいる!
文字を感じるのだ。
「全然違いますね!!」とテンションあがる私。

小さい数字がいっぱい並んでいる新聞の株式欄。
きゃ〜、ここでも、数字が私を呼んでいる!

検査室から出て、お店の入り口から外を眺めると、確かに植物の光と影がきれいに見え、遠近感をすごく感じる。空間の見え方が全然今までと違う!!

見るもの全てがライブ感いっぱいなのだ!!
光が柔らかくて、世界が優しく私の周りにある感じ。

初めて眼鏡をかけたときの「よく見えます。」というのとは、まるで違う。

そうこうしているうちに、今度はからだがゆるんでくるのを感じた。
胸の前が開いて、呼吸がより深くなり、右の側頭部がゆるんで、からだ全体にすーすーと風が通っているようだ。

これはすごい!! マジ感動もんだ♡
まだ私のからだが、こんなに緊張をためていたことにもビックリした!!

私の細胞たちが、嬉しがっているのがわかる。
どこからか「救われた〜」という声がわいてきた。

「これから、ますます本来の山口さんらしくなっていきますよ」と、豊福さん。
「本来の自分」・・・この言葉は今まで何度も聞いたし何度も実感してきたが、今回の言葉は「すべてまるごと本来の自分に戻る」と響いた。

「そして、徐々にこの眼鏡に慣れていってください。3ヶ月ぐらいすると、今のような劇的な変化は感じなくなります。それからが大事なんです。慣れてからが、細胞ひとつひとつに記憶されるんです」とおっしゃった。

これで検査は終わり、フレームを選ぶ。
できあがるのは2週間後。送ってもらうことにした。
フレームの調整も、息子さんと思しき方が丁寧にしてくれた。

お店を出たのは2時間後だった。

眼鏡ひとつでこんなに嬉しく幸せに思うなんて。
そこには、眼鏡のとよふくさんの「見る」ことに対する真摯な姿勢、プロフェッショナリズムがいっぱい詰まっていて、私はそれに感動し感謝し幸せを感じる。

「眼鏡は疲れる」と思っているあなた、目の悩みを持っているあなたも、ぜひ眼鏡のとよふくさんを訪ねてほしい。
あなたの「見える」が、可能性を広げるだろう。

と興奮して、周りの友人や家族に語りまくっているが、眼鏡が届くのは2週間後。
あ〜、来るのが待ち遠しい♥︎