一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

程よいって・・・

人は、力を入れるよりも、力を抜くほうが難しいそうだ。
自分では力を抜いているつもりでも、まだ力が入っている。

そんなに力を必要としていない動作なのに、余分なところまで力が入っていることは、とてもよくある。

私の場合、お湯を注いでいるとき、そうだ。
じーっとお湯を注ぎながら、必要以上に肩に力が入って上に上がっているのに氣がつく。時々息を殺していることもある。
「なんで、そんながんばっているんだ〜」と自分にツッコミ入れて、肩をフーっと静かに降ろす。

がんばっているつもりはないのに、実はがんばっていたりするものだ。

私の場合、それが肩こりのひとつの原因でもある。

ところで、最近よく届くメッセージで、「流れにまかせて」とか「ありのままに受け入れましょう」というやつがある。
これも、ふむふむとわかったようで、実際なんだかよくわからない。

「流れにまかせて」いると、いつのまにか自分がやることも放棄している。
「ありのまま」にしていると、いつのまにか動くことをやめている。

これは、おそらく。
必死に、歯を食いしばりながら、流れにまかせようとがんばっているのかも。
必死に、握りこぶし作りながら、「ありのまま」を尊重しようとがんばっているのかも。

程よさ加減があるはずなのだが、なかなかそれが見つからないこともある。
でも、またやらないと、ちょうどいい感じはつかめないし。。
またいろいろ考えてしまうのだが、こういうことは考えるより感じないとね。

ここでまた、「考えるな!感じればいいんだ!」とむきになってきている。。

そんなときは・・・
呼吸に意識を向けるのだ。呼吸が導いてくれるでしょう☆