hitokadoh姐さんの身辺雑記

人生は面白い。鍼灸師、あれこれ綴ってます。

バランス

ある友人から聞いた話。
彼女は整体を勉強している。
私もアロマトリートメントをやっており、からだに対する考え方に相通ずるものを持つ友人でもある。

彼女は、私がヒーリングもやっていることに、興味を持ってくれた。
しばらくして、その友人が、病氣で寝たきりの時期があったときに、だまされたと思って受けたエネルギーヒーリングで回復した過去があることを知った。

そして、なぜ寝たきりになったかという理由を今日初めて聞いた。

ある治療院で受けた整体を数回受けたことが原因だったそうだ。
そこで行われていたのは「からだをゆるめる」整体。
実際よく聞く「からだをゆるめましょう」という言葉。
からだの不調は緊張がたまっているからで、それをゆるめることで、からだが本来持っている自己治癒力を目覚めさせる。
巷ではよく言われているし、私も賛同する意見である。

友人は、そこの治療院で、過剰にゆるまされてしまった。からだに力が入らず、一歩歩くのもやっとという状態になったそうだ。
ゆるみ過ぎてしまったからだは、あらゆるものに敏感になり、いろいろなものにアレルギー症状が出るようになってしまったそうだ。

ある意味そこまでゆるめることが可能ということは、そこの先生はすごく力があるんだろう。それが私の友人には強すぎたわけだ。

「自分に合わないなっていうのはわかるんじゃない?1回で何でやめなかったの?」と私は聞いた。
友人は「私も最初は、合わなければやめればいい。そう思っていたけど、良くなりたいと思っていたから、やっぱり通ってしまった。」

そうか〜…患った状態で行くわけだから、健康な状態とはまず違う。
そして「良くなりたい」と思って治療院に行くわけだから、治療後の不調を訴えても、先生に「後天反応ですよ。よくあることです」と言われたら、そう信じて、おかしいと思いながらも通ってしまうかもしれない。

その友人は言った。「治療の前におかしいな(自分には合わない)と思ったら、施術を受ける前に止めたほうがいいかも・・」

うわさ話としてはこの類のことは聞いたことがあったが、生の声はやっぱり衝撃である。

さらに、中庸の大切さを、友人の話から実感した。
からだの緊張自体は悪いわけではなく、必要なものだ。ただ過剰になるから問題になるわけで。
からだのゆるみも同様で、ゆるみ過ぎてしまったことが、自分のエネルギーの垂れ流し状態を生んでしまったわけだ。

私も施術者として、再決心した。
自分の行っていることを正しく理解し、それを見直すこと。
そして、そのクライアントさん自身をよく観察すること。
そして、学び続けること。

またバランス感覚も付け加えておこう。

人からのおすすめであっても、自分に適しているかは自分に聞いてみないとわからないもんですね〜。