hitokadoh姐さんの身辺雑記

人生は面白い。鍼灸師、あれこれ綴ってます。

NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」

先日、NHKスペシャルで「うつ病治療 常識が変わる」という番組を見た。
そこで初めて知った、医師のレベル格差と薬の問題。

10年以上前に受講した心理学入門で、ある先生が「うつ病抗うつ薬を飲めばすぐ治る」と話されていた。だから私もそう認識していた。

しかし、確かに薬で回復される方がいる一方、それでは回復されない方々もいる。
適切な診察ができていないため、適切な薬が処方されないケースもあるらしい。
また、精神科専門医の確立がされていない(いなかった?)ため、精神科の経験のない医師が、増えているうつ病を当て込んで、開業するケースもあるらしい(私にとっては衝撃的だった)。

番組では、薬を整理してなるべく薬を飲まない形で診察する医師が紹介されていた。
番組には元患者の方々も出演されていたが、かかった医師によって回復が違うと話されていた。
ある地域では、元患者さん達が「よい先生・医院」リストを公開しているネットワークがあるらしい。

また、イギリスの例も紹介されていた。
イギリスでは、うつ病の治療を薬にたよらず、カウンセリングや心理療法を柱に据え、国策としてセラピストを養成しており、効果をあげているそうだ。

一方、日本ではカウンセリングは保険適用外のため、保険適用となる精神科医の診察及び薬の処方に、患者が集中しているのが現状らしい。
ある精神科医は、「もっと診察に時間をとりたいけれど、1日これだけ患者さんが来るので、一人5分診察になってしまう」と話していた。

検索していたら、出演者の方のブログにたどりついた。1年かけて作った番組だそうだ。
とても勉強になったし、考えさせられる番組だった。