hitokadoh姉さんの身辺雑記

鍼灸師、心に浮かんだこと、あれこれつづります。

Dilaさんのワークショップ−タラサ志摩にて (2)

(前回より続き)

伊勢神宮から戻ってからすぐ昼食をとり、スウェットロッジの準備にとりかかった。

私はスウェットロッジは3回目。
1、2回目は、セドナへ行ったときに体験した。

今回のスウェットロッジは、砂浜でやる。
波の音も潮の香りもする。現地ではありえない環境である。
どんなものになるのか、ワクワクしてきた。

スウェットロッジのテント、各方角に立てる旗を作り、石を焼くところから始める。
スウェットロッジの準備って大変なんだぁ。今回初めて知った。
数時間の儀式のために、何日も準備する。
その準備も含めて儀式なんだろうけど。

1時半から準備を始めて、すっかり日も暮れた頃、スウェットロッジが始まった。

石を焼くための火が、キャンプファイアーのように燃え上がっている。
その火に焼かれた石達(stone people)も真っ赤に燃えている。

女性から順番に、テントの中に入る。
テントの中央には、stone peopleが置かれるところがあり、それを取り囲むようにぐるっと約20名が座る。

焼けたstone peopleがテント内に運ばれ、テントのドアを閉めると、真っ暗だ。
ポールさんが、水をstone peopleにかけると、蒸気が舞い上がり、テント内はサウナ状態だ。
ポールさんのドラムと歌に合わせて、私達も歌う。

暗闇の状態は20分くらいだろうか。
そして、ドアを開け、新しいstone peopleをテント内に招きいれる。

4回、暗闇を体験するのだ(今回はthank you sessionと称する5回めもやった)。
それぞれのセッションごと、祈る対象が異なるので、行うことも異なる。

私は、この暗闇の状態が心地いい。

この暗闇の中で、いろいろな自分を体験する。
目を開けているのに、閉じている。
からだを感じるのだが、からだが存在してない感じ。
皆がいるのに、自分しかいない感じ。
「何もない」状態は、「全部がある」状態と同じ感じ。

初めて、日本の木、日本の石、日本の水とのスウェットロッジ。
とても優しく包みこまれるようなスウェットロッジだった。

終わって、テントを出ると、もうすっかり夜になっていた。
スウェットロッジに参加した皆と順番に、挨拶を交わす。
スウェットロッジのテントは子宮を象徴しているのだが、スウェットロッジを終えた皆は、もう一度生まれたかのように光っていた。

しばらくしてから、気がついた。
スウェットロッジでは、一人ずつ祈りを唱える回があるだが、今までは、普段はそんな言葉を使わないのに、なぜか「使命」という言葉が私の祈りの中に出てきてた。
今回は、その言葉出てこなかった。

(続く)