一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

ボディサイコセラピー

感情が溜まっていた私の胃

先週、ボディサイコセラピーのトライアルセッションを受けてきました。 BIPSトレーニングを途中で辞めて(2012年)以来、ボディサイコセラピーはご無沙汰でした。 私はその後鍼灸学校に通い、鍼灸師となり、ここ数年は「からだ」の世界どっぷりです。 とはい…

再会

自分が認識している自分は、なんてちっぽけで、自分が認識していない自分は、なんて大きく深いんだろう。 BIPSのトレーニングに行った後、いつもそう思う。 「私はこういう性格」とか「自分はこういう人間だ」という定義が、意味のないものであったことに何…

女性性と男性性

ボディサイコセラピーなんぞやっていると、思いもかけないことが現れてくる。 例えば、怒り。特に男性に対しての。 今まで、どちらかというと、自分は男性よりの目線だな。と思っていた。 社会的には、男性のほうがいろいろ枠が厳しそうだ。 まだまだ男性社…

いろいろな炎

11月2日〜6日の、今年最後のBIPSトレーニングの合宿が終わった。 は〜、あまりにも色々ありすぎて、良かったのか悪かったのかもわからない。プロセスの中で起こったことの幅がありすぎて、なんだか疲れた。 「疲れた」と書くと、なんだかネガティブな印象を…

感情の便秘

最近の私のテーマは「怒り」である。 今出てきているヤツは、恐怖の下に隠れていたので、その存在に気がついていなかった。まだ今のところ、ヤツはすぐ現れてこない。 恐怖とセットになっているので、恐怖を通りこさないと、姿を現さないのだ。 ヤツにたどり…

いのちのリズム

清里から戻ってきた。あ〜東京は暑い・・・ 清里でのBIPSトレーニングの5日間が既に遠くなっている。 これまでは、特にテーマというものがなかったのだが(漠然としたものはあったけど)、今回はある。 明確な目的があるのだけれど、行くのは憂鬱だった。か…

悲しむ時間

東日本大震災から3週間以上経った。 1週間ぐらい前から、テレビで流れているCMが気になり始めた。 「がんばろう日本」的な応援メッセージのようなやつだ。 「なんとか元気を出してもらいたい」「一人ではないよ」という励ましのメッセージは、それはそれで素…

BIPSトレーニングはじまりはじまり(3)

(前回からの続き) 4日目、朝一番のワークをグループ全体でやる。 ある動物になって、いろいろなことを表現する。 その中で、「周りに委ねて」と言われたときに、ふと気がついた。 「あれ?私全然リラックスしていない・・・委ねるって何?」 周りに自分を…

BIPSトレーニングはじまりはじまり(2)

(前回からの続き) 2日め朝のシェアのとき、早速昨晩の夢のことを話した。 モーリッツィオが聞く。「あなたはこの夢をどう解釈しますか?」 私は、「一所懸命探していて、何かを見つけたいのかな?と思った」と答えた。モーリッツィオが皆に聞く。 「今聞い…

BIPSトレーニングはじまりはじまり

2月10日〜14日、BIPSの第一回合宿トレーニングに参加してきた。 場所は、京都の養福寺。 待ちに待ったトレーニング・・・だったはずなのだが。 いざ申し込むときにはウジウジ迷い、お金を振り込むときにも躊躇った。 その後も、「は〜、申し込んじゃった。ホ…

恐れのその先

11月12日〜14日は、BIPSのプレトレーニングに参加。 今回の私のテーマは、「恐れ」と「頭とこころと身体の時間の違い」だった。 今回はワークショップへ行くこと自体、氣乗りしなかった。 これまではそんなことはなかった。BIPSのワークショップはたくさんの…

バイオシステミックス入門

この週末は、清里でBIPSのプレトレーニングに参加してきた。 今回の講師は、イタリア人のモーリッツィオ・スチューピージア(Maurizio Stupiggia)というバイオシステミックス学派の心理療法家である。バイオシステミックスは、ウィルヘルム・ライヒを源とす…

幾重にも

私のからだ、こころに、いろいろ起きた2日間だった。 いろいろ浮き上がっては消えていった2日間だった。 理解し認識し解消したと思っていた様々なことが、自分の大きな事から小さな事まで全てに影響をあたえていた。 日常、私達は、よくも悪くもいろんなこと…

BIPSプレトレーニング (3) − 自分だけのダイヤモンド

(前回より続き) エネルギーに満ち溢れ、2日目は終わった。 夜、ふと気がついた。 プロセスは、既に、アキームのデモを見ているときから始まっていたのだ。 ブレスワークのデモは、とても静かだった。 クライアント役の参加者から感情が出るわけでもなく、…

BIPSプレトレーニング (2)

(前回より続き) 2日目の最初のワークは、エネルギーの出口(Exit)を活性化させるマッサージ。出口とは、からだの末端部分だ。 頭部から頚部、腕から手、脚部から足裏を、螺旋を描くようにマッサージする。 講師のアキームの手は大きく、指も長い。う〜、…

BIPSプレトレーニング

BIPS主催のプレトレーニングに行ってきた。講師はアキーム・コルテ(Achim Korte)というバイオダイナミックス心理学のトレーナー。 BIPSに掲載されているゲルダ・ボイスンが書いたバイオダイナミックスに関する論文にとても興味を引かれて、初めてBIPSのワ…

コンテンツ探索の週末

この週末、清里の伊予ロッジで行われた、BIPSのプレトレーニングに参加してきた。 講師はルーベンス・キグネルというボディ・サイコセラピーのトレーナー。 参加者は14名、うち男性2名。参加者のほとんどは、セラピストやボディワーカーである。2年前の清里…

言葉に落とす

先日のボディサイコセラピーのワークショップで感じたこと。 hitokadoh-aider.hatenadiary.jp 言葉は「言霊」というように、対人コミュニケーションの道具以上のものである。 ボディサイコセラピーでは、必ずからだの感覚や体験を言葉に落とす。私はこれが苦…

ボディサイコセラピーのワークショップ

週末にBIPSの公開ワークショップに行ってきた。1年ぶりのBIPSである。東京で行われた。今回の講師は、スイスの心理学者及び心理療法士であるマイケル・ヘラー博士。 ボディサイコセラピーは不思議だ。 単純な動き一つで、いろいろ氣づくことがある。 動いて…